お部屋探しの豆知識

お部屋探し初心者向け！お部屋探しから入居までの流れについてご紹介

2023.04.04

店舗・拠点一覧からお部屋を探す

賃貸物件を契約する際には、いくつかのステップがあります。
初めてお部屋探しをする際はどのような流れで賃貸契約を行うのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで今回はお部屋探しの流れをご紹介します。
お部屋探しを検討中の方は是非、ご確認下さい。

1 お部屋探しの流れ
2 入居までに必要な手順
3 お部屋探しは「リロの不動産」にお任せください

お部屋探しの流れ

一般的なお部屋探しの流れは、下記のようになっています。

お部屋探しにかかる期間は大体2週間～3カ月程です。
ただし、お部屋探しのほとんどは物件探しにかかる期間で、実際に物件の申込みをしてから入居までは大体2週間～1ヵ月程度です。

物件の空室情報は変動しますので、まずは自分が引っ越ししたい時期を設定して、希望日から逆算してお部屋探しを行うとスムーズに進みます。

もしお急ぎで引っ越しをする必要がある方は、希望の日時に引越せるように不動産会社に相談してみましょう。

入居までに必要な手順

お部屋探しの大体の流れが分かったところで、それぞれの内容を詳しく説明していきます。

物件の探索

最初に、希望するエリアや家賃、間取りなど自分の希望条件に合った物件を探します。
不動産会社やインターネットの物件検索サイトを利用してお部屋探しを行うのが一般的です。

もし、見学してみたいお部屋があった場合は、不動産会社に内見予約を行いましょう。

Point
すぐに不動産会社の店舗に行ってお部屋探しを始めるよりも、一度インターネットや不動産会社の店頭チラシを確認するのがおすすめです。
インターネットや情報誌に掲載されている物件情報には、賃料や間取り、築年数、部屋の広さ、ペット可・不可などなど賃貸物件の詳細情報が記載されています。
不動産会社に行く前に一度賃貸物件の情報を確認しておくと、自分の希望条件が明確になり、お部屋探しがスムーズに進みます。

内見

次に、気になる物件が見つかったら、内見をします。
内見とは、実際に物件に行って、室内を見学することです。

1回の内見は、大体2時間程度で3～5件ほどの物件を確認できます。
しかし、道が混んでいるなど不測の事態でもっと時間がかかってしまう場合があります。
そのため、内見の際は時間に余裕をもって来店するようにしましょう。

物件を実際に見学することで、間取りや設備の状態、周辺環境などの確認ができます。
内見時に感じた入居する場合の希望や不安などを不動産会社やオーナーへ申込前に伝え、納得のいく物件選びができるようにしましょう。

Point 1
内見したい場合は事前に不動産会社に予約して来店するのがおすすめです。
直接店舗へ赴いて、その日に内見できる場合もありますが、店内が混雑していたり、物件の鍵を家主が持っていたりするなどで、その日に内見できない場合もあります。
そのため、事前に予約しておくと内見がスムーズになります。

Point 2
内見では写真だけでは分からないところを確認することができるので、しっかりと物件の確認を行いましょう。
例えば、トイレやお風呂、キッチン、収納などの設備の状態や、窓や壁、床などの傷や汚れ、防犯面は優れているかなど自分の希望を満たしているかチェックしましょう。
周辺環境については、駅やスーパー、コンビニ、学校などが近いかどうか、騒音が気にならないかなども確認しましょう。
また、内見の際に引っ越し先にもっていきたい家具の採寸メモとメジャーを持っていくと、内見と採寸を一気に行えるのでおすすめです。

お申込み

内見後、気に入った物件があれば、お申込みを行います。
希望する入居日や条件交渉がある場合はお申込み時に伝えましょう。
申し込みには、本人確認書類（運転免許証やパスポートなど）や収入証明書、連帯保証人や緊急連絡先の情報などが必要です。
印鑑が必要な場合もあるため、来店時に不動産会社にお申込みに必要なものを事前に確認しておくとスムーズです。

また、入居者の審査があるため、後日、面接や電話による本人確認がある場合があります。

入居審査

お部屋のお申込み後は、不動産会社やオーナーによる入居審査が行われます。
審査内容は、収入や勤務先などの確認や、前の賃貸物件でのトラブルの有無などがあります。
審査結果によっては、連帯保証人の設定を求められる場合があり、入居審査には、数日から1週間ほどかかります。
入居審査が完了したら、荷造りや引越業者の手配など引っ越しの準備を進めましょう。

Point
最近は連帯保証人ではなく、家賃保証会社の加入を求められることが多いです。
そのため、オーナーや不動産会社の入居審査に加えて家賃保証会社が加入審査を行う場合もあり、家賃保証会社から連絡が入ることがあります。
家賃保証会社の審査が完了しないと、入居が遅くなってしまうので、家賃保証会社からの審査連絡の電話は必ず取るようにしましょう。

重要事項説明（重説）

その後、入居審査に通ったら、重要事項説明を受けます。

重要事項説明とは、賃貸借契約前に物件の詳細や利用条件など、物件と契約に関する重要な事項を説明することです。
重要事項説明は宅地建物取引業法（宅建業法）で不動産会社の宅地建物取引士（宅建士）が必ず行わないといけないと定められています。

具体的には、以下のような項目が重要事項説明に記載されています。

契約期間や契約更新の手続き
物件の基本状況や設備状況について
災害区域内やアスベストの使用状況、耐震診断の内容など物件の安全性について
賃料や管理費（共益費）、敷金・礼金の金額と支払い方法と期限
連帯保証人の限度や責任範囲
家財保険の加入義務と内容
修繕費用や退去時の原状回復費用の負担方法
入居中の禁止事項や世帯規制や騒音規制などの利用条件
特約条件の設定内容について

重要事項説明は、入居後のトラブルを防ぐためにも非常に重要な内容です。
もし、不明な点があれば、重要事項説明書に署名捺印する前に必ずその場で宅地建物取引士に質問をするように心掛けましょう。

Point
店舗に行かなくても重要事項説明を受けることができるオンライン重説も増えてきました。
オンライン重説は時間や手間がかからず、説明を受けることができるため、最近人気のサービスです。
オンライン重説時もしっかり契約内容を確認して、分からないことはオンライン重説時に必ず確認するようにしましょう。
オンライン重説後は、重要事項説明書に署名捺印をして、不動産会社に返送します。

契約

重要事項説明の確認が完了したら、契約を行います。
賃貸借契約書は不動産会社やオーナーが作成します。
賃貸借契約書には、契約期間や賃料や敷金・礼金などの金銭情報や、入居時や退去時の注意事項、更新に関する規定など重要事項説明書と同じような内容が記載されています。
しかし、契約書の方が詳細に内容が記載されているので、内容をよく確認して、納得した上で契約を行いましょう。
借主と不動産会社またはオーナーが契約書に署名・捺印を行うと、契約締結が完了します。
不明点があれば、その場で必ず確認しましょう。

この時、保証会社契約と家財保険の加入を同時に行うことがほとんどです。

契約には大体1時間程かかるので時間に余裕をもって、来店しましょう。
時間に余裕がない方や、遠方にお住いの方はオンライン契約ができる場合があるので、不動産会社に相談をしてみましょう。

Point
契約も重要事項説明と同じようにオンライン契約ができる不動産会社が増えてきました。
オンライン契約だと、わざわざ店舗や契約センターへ行かなくても済むため、大変便利です。
ただし、契約書は重要事項説明書と比較すると署名捺印する箇所が多いため、間違いがないように気をつけましょう。

初期費用支払い

契約時に初期費用の請求書が発行されるので、記載された賃料や敷金・礼金などの初期費用をを決められた期日までに支払います。
一般的な支払期日は契約日当日～1週間以内前後で設定されていることが多いです。
初期費用は賃料や契約条件によって異なりますが、大体賃料の3カ月～6ヶ月という大きなお金となりますので、事前に準備しておくと安心です。

初期費用の支払い方法は、現金、銀行振込が一般的ですが、不動産会社によってはクレジットカードなどのキャッシュレス決済の利用ができる場合があるので、キャッシュレス決済を利用したい場合は不動産会社に確認をしてみましょう。

鍵の受け取り

契約開始日もしくは入居開始日に合わせて不動産会社から鍵を受け取ります。
基本的には、不動産会社の店舗で鍵を受け取ります。その際に、本人確認書類が必要な場合があるため、身分証明書や印鑑を持参するようにしましょう。
鍵はオーナーから貸借されたものですので、紛失や盗難などには十分注意しましょう。
また、不用意に鍵を貸し出すことは避け、他人に使用させる場合には必ず不動産会社やオーナーに許可を得るようにしましょう。

Point
お部屋探しのお客様で店内が混雑し、鍵の受け取りに時間がかかってしまったり、店の休日で鍵を受け取れなかったりすることもありますので、事前に鍵の受け取り希望日を伝えておきましょう。