お部屋探しの豆知識

一人暮らしの方、必見!1R・1Kについて徹底比較!1Rと1Kの違いって何?実際に住むならどっちの方がいいの?

2023.07.07

1人暮らしのお部屋探しをする際によく見かける「1R(ワンルーム)」と「1K(ワンケー)」の間取りですが、この2つは部屋の平米数もほとんど一緒で「何が違うんだろう?」と思われる方も多いと思います。

また、実際に部屋を借りる際、「1R」と「1K」のどちらが自分に合っているのか悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は「1R」と「1K」のそれぞれの特徴を詳しく解説します。

それぞれの違いとメリット・デメリットを把握して、ご自身の生活スタイルに合わせた間取りを選びましょう!

1Rと1Kは、日本の賃貸物件のタイプを表す用語です。

1R・1Kどちらも15㎡~25㎡程度の広さが主流で、社会人や学生のひとり暮らしに人気のコンパクトな間取りとなっています。

1R一つの部屋にリビングスペースとキッチンが一体化しています。そのため、コンパクトで管理がしやすく、一人暮らしや短期滞在に適しています

1K一つの部屋に独立したキッチンがあります。1Kはキッチンスペースの広さとプライバシーの確保ができる点が特徴で、自炊やプライバシーを重視する人に人気があります。

1R・1Kは主に居室とキッチンの間に仕切りがあるかどうかで区別しています。

1Rは、「ワンルーム」の略であり、一つの部屋にリビングスペースとキッチンが一体化しているタイプの部屋です。

一般的には、1部屋のみの間取りで、キッチンと居室の間にドアなどの仕切りがなく、玄関をあけると部屋の隅々まで見渡せる間取りが多いのが特徴です。

部屋全体をリビングスペースとして利用し、ベッドやソファなどの家具を配置します。
キッチンスペースは、部屋の一角や壁沿いに設けられており、基本的にシンクが設備として備わっています。物件によってはコンロやミニ冷蔵庫などが備え付けられていることもあります。その他、バスルームやトイレは独立しており、基本的な生活に必要な設備が備わっている部屋です。

1Kと比べて安価な家賃設定となっており、家賃を抑えたい方に人気が高い間取りです。

1Kは、「ワンキッチン」の略であり、一つの部屋と独立したキッチンを備えてるタイプの部屋です。

「K(キッチン)+1部屋」で、4.5帖未満のキッチンは”K”とされます(4.5帖より広いと1DKもしくは1LDKという表記になります)。

部屋をリビングスペースや寝室として利用でき、扉で分けられたキッチンを独立したスペースとして使うことができる1Kは、ひとり暮らし向け物件の中でも人気の高い間取りです。
バスルームやトイレは、1R同様別室として独立しており、基本的な生活に必要な設備が備わっています。

居室とキッチンが壁や扉で仕切られていることで、広々とした空間を確保することができるため、生活にメリハリの欲しい方に人気です。

1Rのメリットは、部屋の管理がしやすい点と、経済的な点です。

リビングスペースとキッチンが一つの空間にまとまっており、居住スペース内に必要な設備がほぼ配置されているため、動線が短く、掃除や整理整頓を短時間で行うことができます。そのため、生活がしやすいです。

1Rは仕切りがない点がマイナスポイントになりがちですが、仕切りがないことで部屋を広く使うことができるため、家具や収納などレイアウトのしやすく、大きなメリットといえます。

1Rは一般的に他のタイプの部屋よりも比較的安価な家賃設定となっています。そのため、都心部や交通の便が良い場所など、人気のあるエリアでもコストパフォーマンスが高いです。

また、部屋を仕切る壁がないことで、エアコンの風が部屋全体にいき渡りやすく、料理中やお風呂上りでも快適な温度で過ごしやすいので、光熱費が節約できます。

1Rの最大の課題はプライバシーの確保が難しい点臭いや音が部屋全体に広がってしまう点です。

1Rは部屋に仕切りがないため、玄関から部屋が丸見えです。訪問者に部屋全体を見られてしまうため、プライベートな空間を確保できない面があります。
また、キッチンと居住スペースが一体化していることで生活スペースが丸見えなため、おしゃれな部屋を演出することが難しい面もデメリットといえます。

1Rは部屋とキッチンが一体化しているため、調理の臭いが部屋全体に充満することやお風呂やトイレなど生活音が部屋に響きやすいことがデメリットとして挙げられます。

解決策

パーテーションやカーテンなどを設置して、キッチンスペースとリビングスペースを仕切ることで、調理の音や臭いを軽減したり、部屋が丸見えになることを防げます。

また、臭いに関しては調理時に換気をしっかりと行うことも大切です。

1Kのメリットは、キッチンスペースが広い点プライバシーの確保が可能な点です。

1Kは居室から独立したキッチンスペースがあり、収納スペースも充実しているため、料理がしやすいです。また、キッチンと居室に仕切りがあることで、料理の臭いが部屋に充満せず、居室の寝具や服などにもつきにくいため、料理を頻繁にする人にとって便利です。

玄関と居室の間に仕切りがあることで、玄関から部屋が丸見えにならず、プライバシーを確保することができます。

あわせて部屋とキッチンの間に仕切りがあることで居室の温度を一定に保つことができ、夏場や冬場は快適に過ごすことができます。

1Kのデメリットとして、賃料が高い点空調が行き渡らない点が挙げられます。

1Kはひとり暮らし向け物件の中でも人気の高い間取りであるため、一般的に1Rに比べて賃料が高い傾向があります。特に都心部や交通の便が良い場所など人気のエリアでは、賃料が高めに設定されています。

居室とキッチンスペースの間に仕切りがあるため、空調がキッチンに行き渡らず、デメリットと感じる人もいるようです。

解決策

賃料が高くなりがちな1Kですが、駅までの距離や築年数などの条件を見直すことで、賃料を予算内に収めることも可能なため、物件を決める前に一度条件を見直してみるとよいかもしれません。

また、調理前に居室とキッチンスペースの扉を開けておき、キッチンスペースを快適な室温にしてから調理するなどの対策を行うことで、夏場や冬場でも快適に過ごせます。

単身者やシンプルな生活スタイルを好む人、賃料を抑えたい人、自炊をしない人など

1Rは部屋とキッチンが一体化しているため、居住スペースは限られていますが、必要最低限の生活に必要な設備は揃っています。そのため、シンプルな生活スタイルを好む人や単身者におすすめです。

また、1Rはキッチンスペースが独立しておらず、狭い点がデメリットとして挙げられますが、料理をあまりしない人には気にならないため、おすすめの間取りです。

交通の利便性やアクセスが良いエリアにある同じ面積の1Kと比べて、比較的賃料が安く済む物件が多いため、毎月の費用を抑えたい人にも大変魅力的です。
利便性がよく、賃料が安い面は短期間の滞在や仕事での一時的な移住をする人にもおすすめです。

自炊をする人、プライバシーを確保したい人など

1Kは、部屋とキッチンスペースが独立しており、キッチンスペースや収納スペースが充実しているため、調理を快適に行うことができます。そのため、自炊を頻繁に行う人におすすめです。

また、部屋とキッチンスペースが分かれていることで、訪問者に部屋を見られずにすむため、プライバシーの確保を重視する人に人気があります。

1Rは部屋とキッチンが一体化し、1Kは部屋とキッチンが独立している点が最大の違いです。1Rはコンパクトで管理がしやすく、一人暮らしや短期滞在に適しており、1Kはより機能的で広々としたスペースとプライバシーの確保ができるため、自炊やプライバシーの確保を重視する方に適しています。

1Rと1Kのどちらが自分に合っているかを考慮する際には、1Rと1Kのメリット・デメリットを踏まえた上で、自身のライフスタイルや好み、予算、必要な設備などの条件を踏まえて、自身に最適な選択をすることが重要です。

リロの不動産の仲介店舗では、1Rや1Kの物件をたくさん取り扱いしております。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。
きっとご満足できるお部屋をご紹介します。

下記店舗ページより、各店へお問い合わせ頂けます。
お近くの店舗をご確認頂き、お気軽にお部屋探しをご依頼ください。


お部屋探しはリロの不動産にお任せ下さい。
皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしています。

アバター画像

この記事を書いた人

リロの不動産 編集室

リロの不動産 編集室

『お住いをお探しの方』『不動産投資がハジメテの方』『賃貸経営をしている方』を対象に、「お部屋探しと不動産」にお役に立つ内容を中立的な視点でお伝えします。住む人も、貸す人も『遊ぶように暮らす』ライフスタイルが実現できるように活動しています。

リロの賃貸 借りたい方へ 店舗・拠点一覧からお部屋探しをする 入居者様のしおり