お部屋探しの豆知識
賃貸物件で同棲したい方、必見!賃貸物件で同棲するときに気を付けることって何?実際に住むなら何からしたらいいの?
2023.08.18
同棲を始める際に、2人の生活を想像したりお部屋を探したり…ワクワクしますよね。
ほとんどの方が賃貸物件で同棲すると思いますが、賃貸物件で同棲する場合、普通の賃貸契約と違う点や、気を付けるべき点など不安に思われる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は賃貸物件で同棲する際の手順と注意点についてご紹介致します。
目次
同棲とは?
同棲とは、恋人やパートナー同士が一緒に生活することです。
日常生活を共に過ごし、生活のルールや価値観を共有することでお互いの関係や絆を深めることを目的としていることが多いです。また、結婚を考えているカップルが結婚前に2人で生活していけるかどうかを確認するために同棲をすることもよくあります。
お互いの将来のために同棲をする人たちも多いため、同棲を始める前に、お互いの将来のビジョンや目標、希望が一致しているか確認し、同棲の準備に移りましょう。
同棲する際の部屋探しの詳細な手順
では、実際に同棲をすることになった場合、どのような手順で準備をしたら良いのでしょうか?
スムーズなお部屋探しができるよう手順をまとめました。
ステップ 1: パートナーとの話し合い
同棲生活では、共同生活のルールを設定することがとても重要です。
そのため、同棲を始める前に、パートナーと同棲の目的や期間、費用や家事の分担などのルールについてしっかり話し合い、お互いの意見を共有しておきましょう。
特に住み始めた後にトラブルになりがちなのが、金銭面と家事の分担についてです。
どの費用をどちらが負担するのか、家事分担や掃除のスケジュール、買い物、鍵の管理はどうするのかなど、話し合ってお互いが納得できるルールを決めておくと円滑な同棲生活を送ることができます。
ステップ 2: 物件の選定
同棲生活のルールが決まったら、2人で住む賃貸物件を探しましょう。
お互いの賃料予算や間取り、立地、設備などの希望条件を考慮しながら、2人が納得できる物件を選びましょう。不動産会社のウェブサイトや不動産情報サイトなどを活用して条件に合う物件の情報を集めます。
気に入った物件が見つかったら不動産会社に連絡して実際に内見に行きましょう!
ステップ 3: 内見
気に入った物件を内見しましょう。
実際に部屋を見て、間取りや広さ、周辺環境、必要な設備が揃っているか、生活に不便な点はないかを確認しましょう。
また、部屋の条件だけでなく、契約条件も確認します。家賃、敷金・礼金、更新料、契約期間、解約条件などを詳しく確認し、納得できる条件かどうかを確認しましょう。
この時に同棲予定であることを不動産会社のスタッフに伝え、気に入った物件で同棲しても問題ないかを確認しておきましょう。
物件によっては同棲ができない場合があるので注意が必要です。
ステップ 4: 物件の契約
気に入る物件が見つかったら申込と契約を行いましょう。
契約をする場合は、不動産会社やオーナーとの契約手続きを進めます。
契約書の内容をよく確認し、初期費用の内訳や支払い方法、契約条件について明確に理解しましょう。
契約内容に問題がなければ必要な書類を準備し、契約手続きを行います。
同棲する場合、パートナーを同居人として申告しますが、パートナーも契約書に署名する必要や契約者の緊急連絡先とは別にパートナーの緊急連絡先を別途定めなければならない場合があります。
ステップ 5: お引っ越し
引っ越し業者を利用して引っ越しをする場合、見積もりなどで引っ越し業者と連絡を取り合う必要があります。
2人の内、どちらが業者とやり取りをするのか、引っ越し代の予算、いつ運び出してもらうのかをあらかじめ決めておくとスムーズに引っ越しができます。
ステップ 6: 入居
契約開始日に鍵を不動産会社から受け取り、同棲生活の始まりです!
同棲時に話し合っておいた方が良い物件条件
先ほど、同棲時の賃貸物件の部屋探し手順についてご紹介しました。
では、どのような賃貸物件が同棲に向いているのか、気になりますよね。
実はどの物件が同棲に向いているのかはカップルによって異なります。そのため、同棲用の物件探しをする前にお互いの希望条件をよく話し合って、2人にとって過ごしやすいお部屋を探すことが重要です。
特に話し合っておいた方が良い項目をまとめました。
・初期費用と賃料予算
賃貸物件を借りる際には、家賃や敷金、礼金などの費用が発生するため、家賃や初期費用の予算を決めておきましょう。
敷金や礼金は初期費用として契約時に支払う必要があるので、2人の貯金などをもとに初期費用の予算をお部屋探し前に決めておきましょう。初期費用があまり出せない場合は敷金や礼金がない物件や、クレジットカードで初期費用を支払える物件を利用するのも1つの方法ですので、不動産会社のスタッフに相談してみましょう。
家賃は毎月支払うので、2人にとって無理のない賃料になるように予算を設定しましょう。家賃は収入の3割程度に留めるのが理想とされています。2人の収入をもとに計算をすると予算を設定しやすいです。
・エリア
新居のエリアを決める際にはどの条件を最も重要視するかをまずは話し合いましょう。
お互いの勤務地に通いやすいことが大事なのか、近隣に必要な施設(スーパーマーケット、銀行、公園など)が揃っているのか、治安がいいのかなど、交通の便や生活の利便性、安全面でお互いに譲れない条件を伝え、2人が納得するエリアを決めましょう。
一度引っ越してしまうと所在エリアに不満があってもまた引っ越す以外に改善はできないので、特に慎重に選ぶようにしましょう。
・間取り
どういった間取りに住みたいかを決めましょう。お互いの生活スタイルや性格をもとに考えていくと決めやすいです。
一般的には1LDK、2DK、2LDKなどの間取りが同棲に人気です。
お互い、仕事が忙しく、部屋で過ごす時間が少なかったり、荷物が少ない場合は1LDKや2DKでも十分ですが、プライベート空間が必要だったり、在宅ワークをしたりしている場合は1LDKでは部屋数が足りないため、2LDK以上の物件がおすすめです。
間取りが変わると賃料相場も変わりますので、お互いの賃料予算とも相談しつつ、生活スタイルに合わせて選ぶと納得のいく物件を見つけることができます。
・設備
同棲するために借りる物件は、お互いに快適に生活できる設備が必要です。
特にお風呂やトイレ、洗面台などの水廻り、オートロックやTVモニターホンなどのセキュリティ面を重視する方は多いので、必ず確認するようにしましょう。
その他にも、駐車場や駐輪場の有無や料金、ペット飼育、インターネット回線などの設備も注目ポイントです。
必ず必要な設備、妥協してもいいと思える設備を話し合い、意見が分かれた場合はお互いが納得するまで話し合いましょう。
以上の点を踏まえ、同棲するための賃貸物件探しは、じっくりと時間をかけて行い、納得のいく物件を選ぶことが大切です。
急いで選んで後悔することのないよう、慎重に検討し、自分たちに合った物件を選ぶようにしましょう。
同棲用の賃貸物件を借りる際に注意すること
同棲で賃貸物件を借りる際に話し合っておいた方が良い条件をご紹介しました。
次に、同棲する際にトラブルになりやすい注意点についてご紹介します。
実際に同棲する場合に、円満な生活を送れるよう下記をしっかりと確認しておきましょう。
・家賃や敷金、礼金の支払い方法
家賃や敷金、礼金などの負担割合や支払方法について、事前に確認しておきましょう。
家具家電を準備する方は初期費用の負担を少なくする、初期費用を全額負担する代わりに毎月の家賃負担を減らすなど、2人の納得する負担方法を話し合いましょう。
また、支払方法についても話し合っておく必要があります。
口座引き落としの場合はどちらの口座から引き落とすのか、クレジットカード払いの場合はどちらのカードで支払うのかを決め、自身が負担する家賃分は相手に現金で手渡すのか、口座に振り込むのかなど、お金のトラブルを回避するためにも、契約前にしっかりと相談し、明確にしておきましょう。
忘れやすいのが退去時の費用です。
退去時清掃代がかかってしまう物件やペットを飼育する場合は退去時の費用支払についても決めておきましょう。入居時に退去時費用を予め準備しておき、保管する方法や、毎月決まった額を退去時清掃代として貯金する方法はトラブルになりにくいのでおすすめです。
・契約内容
契約内容を十分に確認することも大切です。
特に、契約期間や解約に関する条件は、物件ごとに異なるため、注意が必要です。
同棲期間が契約期間の途中で終わる場合、短期解約違約金が発生する可能性があるため、契約期間や解約に関する条件をよく確認しておきましょう。
また、賃貸物件によっては同棲を認めていない場合があるため、契約後にトラブルにならないように確認しておきましょう。
契約書の条項をよく確認して理解し、質問があれば都度不動産会社に相談するようにすると安心です。
・共同で契約する場合の注意点
賃貸物件で同棲する場合、両者の名義で契約を行わなければならない場合があります。
その場合、それぞれに連帯保証人や緊急連絡先の設定が必要になったり、保証審査をそれぞれで行う場合があります。
トラブルを回避するためには事前に契約条件を確認することが大切です。
・共同入居人の申告
一般的に、賃貸物件の契約には入居人数が制限されていることが多く、その人数を超える場合は追加の家賃が発生することがあります。
同棲する場合には、パートナーを同居人として契約することで、法的な問題を回避できる場合があります。ただし、同居人として申告する場合は、パートナーと一緒に契約書に署名する必要がある場合があります。
以上のように、同棲で賃貸物件を契約する際には、様々な注意点があります。契約前にしっかりと相談し合い、注意点や契約上のルールをしっかりと理解し、トラブルを未然に防ぐように心がけましょう。
お部屋探しはリロの不動産にお任せください
同棲生活には楽しいことだけでなく、課題や困難も存在します。そのため、お互いのプライバシーや価値観を尊重することが重要です。
また、物件の選択や契約条件、費用負担などについては個々の状況や関係性に応じて変わりますので、十分に話し合いましょう。
リロの不動産の仲介店舗では、同棲可能物件など様々な物件をたくさん取り扱いしております。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。
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この記事を書いた人
リロの不動産 編集室
リロの不動産 編集室
『お住いをお探しの方』『不動産投資がハジメテの方』『賃貸経営をしている方』を対象に、「お部屋探しと不動産」にお役に立つ内容を中立的な視点でお伝えします。住む人も、貸す人も『遊ぶように暮らす』ライフスタイルが実現できるように活動しています。