お部屋探しの豆知識
オンライン内見って何?無料で利用できる?オンライン内見の際の準備や手順について徹底解説!
2023.09.18
引っ越しを考えているけど、時間がなく、なかなか不動産会社に行けない…という経験ありませんか?
実際、お部屋探しは不動産会社に赴いて、内見をするため、数時間かかることもしばしば。そのため、まとまった時間を作る余裕がないと、お部屋探しをするのが難しいですよね。
そのようなお悩みを解決するサービスとしてオンライン内見があります!
今回はオンライン内見の内容や手順、メリット・デメリット、その他の注意点についてご紹介致します。
目次
オンライン内見とは?
オンライン内見とは、不動産会社に行かずに、スマートフォンやパソコン、タブレットを利用してオンライン上で物件の室内を確認できるサービスです。
従来のお部屋探しでは、物件の詳細を確認したい場合、実際に直接物件に行く必要がありましたが、オンライン内見は自宅にいながら、実際の内見の様に、不動産会社のスタッフに質問しつつ、物件の様子を詳しく確認できるため、大変便利なサービスです。
オンライン内見は、不動産会社のスタッフがご紹介物件に行き、Webカメラや動画通話サービスを利用して物件の様子をリアルタイムで案内する方法と、事前に撮影した360度の室内映像や動画を確認する方法があります。
写真ではわかりにくい物件の雰囲気や設備の詳細、窓の景色などをリアルタイムで確認することができ、VRを使用すると物件内を歩くような感覚で内見ができます。
非対面で完了するサービスとしてコロナ禍に注目されたオンライン内見ですが、コロナが治まってきた現在も、遠方にお住いの方や多忙で中々不動産会社に行くのが難しい方達を中心に人気のサービスです。
「リロの不動産」のオンライン内見は無料で利用ができます。
オンライン内見の手順
便利なオンライン内見ですが、実際に利用するにはいくつかの手順を踏む必要があります。
スムーズにオンライン内見を行うために事前に手順を確認しておきましょう。
オンライン内見で物件1件にかかる時間はおよそ20分程度です。同日に複数物件を確認したい場合、複数物件の確認希望である旨も事前に伝えておきましょう。不動産会社スタッフの移動や鍵の事前準備が必要で、当日言われても対応できない場合があるためです。
また、複数物件を内見する場合、内見時間だけでなく、スタッフの移動時間もかかりますので、予約時間に余裕を持たせておくと安心です。
前に不動産会社から何のシステムを利用するか案内がありますので、案内されたシステムをオンライン内見に使用するデバイス(パソコン、スマホ、タブレットなど)にインストールしておきましょう。必要に応じてサインインしておく必要があります。
当日はメールに記載されているURLからログインして、オンライン内見を行います。
オンライン内見中は通信が切断されないように、通信環境を事前に確認・整えておくことも大切です。
実際の手順は不動産会社によって異なるため、詳細は担当スタッフに確認しておきましょう。
オンライン内見で確認すべき点
オンライン内見は気軽に内見でき、とても便利ですが、実際に物件を直接見て確認しているわけではないので、不安になる方もいらっしゃると思います。
不安を少しでも減らすために、具体的に知りたい情報や確認点を不動産会社のスタッフに明確に伝えておくことが重要です。オンライン内見時に確認すべきポイントとして以下が挙げられます。
・間口のサイズ
・コンセントの位置&数
・室内の設備
・収納スペースや洗濯機置き場のサイズ
・カーテンレールの長さ
・柱の位置
・日当たりの状態
・建具(窓やドア)の動きやドアの開閉方向
・カビの有無
・周辺の騒音や治安情報
・水回りの水圧
・排水溝の掃除しやすさ
・悪臭の有無
・電波状況
オンライン内見では、騒音、振動、匂いなどの情報は正確に伝わりにくいものです。
これらの点については不動産会社スタッフに確認してもらい、参考にすることをおすすめします。
またオンライン内見前には間取り図をしっかりと確認し、家具の配置を想定しておくことで、実際の生活をイメージしやすくなり、質問内容も明確になります。
現地に行けばサイズを測らなくともなんとなくサイズ感がつかめますがオンラインだとなかなかわかりづらいので入居後のギャップをなくすためにも事前に確認をお願いしておくと安心です。
オンライン内見のメリット・デメリット
オンライン内見にはそれぞれメリット・デメリットがあります。
メリット
オンライン内見は先述したように、不動産会社に行かずに物件の内観や外観などの細部を確認できるのが最大の魅力です。
従来の内見は休日にまとまった時間を確保して訪問する必要があり、時間がかかり、大変でしたが、オンライン内見は平日の昼休みや定時後などの空き時間にも内見が可能です。移動や待ち時間の削減、交通費の節約、そして遠方物件の内見が容易になるなどのメリットがあります。
また、AR技術を活用すれば、インテリアや家具の配置を試すことも可能です。
このように、オンライン内見は従来の物件内見の方式に比べて多くの利点を持ち、IT化の進歩によってさらなる発展が期待されています。
デメリット
オンライン内見は写真では確認できない物件の詳細を確認できますが、実際の部屋のサイズはいくらオンライン内見でも分かりにくく、実際のサイズと認識しているサイズでズレが生じる可能性があります。
また、実際の内見では物件に行く際に周辺環境を確認できますが、オンライン内見では物件内の確認しかできません。不動産会社のスタッフがWEBカメラなどで案内してくれるオンライン内見の場合は、部屋の中だけでなく、共有部の廊下、駐輪場、ゴミ置き場なども忘れずに案内してもらいましょう。ただし、しっかりと周辺環境を確認したい方はオンライン内見ではなく、実際の内見の方がおすすめです。
その他、不動産会社のスタッフと対面で会話する機会が少なくなるため、信頼関係を構築するのが難しい場合があります。オンライン内見中にたくさん質問をして会話するなどして信頼関係を築きましょう。不動産会社スタッフと信頼関係ができていると、交渉や相談がしやすくなります。
これらの点を考慮し、オンライン内見を利用する際には慎重に情報を収集・確認することが重要です。
オンライン内見の注意点
オンライン内見を行う際、いくつかの注意点があります。
例えば、オンライン内見時に利用する端末(パソコン、スマホ、タブレット)の準備やアプリのインストールなどは、自分で設定を行う必要があります。
また、インターネット接続環境が必要ですが、インターネット接続の費用と通信量はお客様負担です。Wi-Fiがない場合、約30分~1時間で1GBが消費される可能性があるので、注意しましょう。使用端末のスペックによっては通信速度や画質が低く、物件の確認が難しい場合があります。
合わせて、物件現地はWi-Fiがないことがほとんどのため、通信が不安定になり、通信が途切れるリスクがあります。接続不具合が発生した場合、見学日を延期または中止する場合があります。
事前にアプリの準備や通信状況の確認をして、安心してオンライン内見に臨めるようにしましょう。
オンライン内見時にもいくつか注意点があります。
オンライン内見の際は、顔出しができるよう準備をし、質問は遠慮せずに不動産会社スタッフに確認しましょう。オンライン内見では自身の顔を出す必要はありませんが、不動産会社スタッフと対面をする機会が限られてしまうため、お互いの信頼関係を構築するためにも顔出しをするのがおすすめです。
また、実際の内見よりも視野が制限されるため、確認すべき点や質問を事前にリストアップしておきましょう。
これらに気をつけてオンライン内見を最大限活用することで、物件選びの失敗を避けることができます。
お部屋探しはリロの不動産にお任せください
今回はオンライン内見についてご紹介しました。
オンライン内見は遠方の方や多忙な方におすすめの内見方法です。オンライン内見の手順や注意事項を確認して、オンライン内見を利用してお部屋探しを行いましょう!
リロの不動産の仲介店舗では、様々な物件をたくさん取り扱っており、オンライン内見の予約も承っています。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。きっとご満足できるお部屋をご紹介します。
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お部屋探しはリロの不動産にお任せ下さい。
皆さまのご来店をスタッフ一同心よりお待ちしています。
この記事を書いた人
リロの不動産 編集室
リロの不動産 編集室
『お住いをお探しの方』『不動産投資がハジメテの方』『賃貸経営をしている方』を対象に、「お部屋探しと不動産」にお役に立つ内容を中立的な視点でお伝えします。住む人も、貸す人も『遊ぶように暮らす』ライフスタイルが実現できるように活動しています。