お部屋探しの豆知識
お部屋探しをするのにおすすめの時期はいつ?時期によって違いはある?
2023.12.07
不動産市場の動きは年間を通じて、さまざまに変化するため、お部屋探しをする際は、お部屋探しの「時期」が重要な鍵となります。繁忙期の物件豊富な時期や、閑散期で物件探しに時間の余裕がある時期、さらには引っ越し業者の予約が取りやすい時期など、それぞれの時期によって異なるメリットが存在します。
この記事では、年間を通じたお部屋探しの最適なタイミングと、各時期のメリット、注意点を詳しく解説します。賢いお部屋探しで、理想の住まいを見つけましょう。
目次
各シーズンのお部屋探し事情
お部屋探しの時期には各シーズンで事情が異なります。
1月~3月
多くの人が4月の新生活に向けて、1月~3月に引っ越します。そのため、1月から3月は毎年不動産業界の繁忙期シーズンとなり、入退去が活発化します。この時期は引越し需要が1年で最も高く、すぐに物件が埋まってしまうため早め早めにお部屋探しを行った方が良いです。
物件のお申込みは増えますが、同時に退去も増えるため、物件の選択肢は豊富な時期で、理想の物件を見つけやすい時期ともいえます。ただし、引越業者の予約が取りにくくなる、引越費用が高騰するなどのデメリットもあります。
そのため、春に引越しを考えている方は、早めの物件探しと内見予約が重要です。
早めに動いて予定より前に入居したくない…。という方もいるかもしれませんが、繁忙期シーズンに申込できる物件は、退去予定時期が決まっているものの、他の入居者がまだ入居中の状態であることが多いです。そのため、早めに申込みしても実際に入居できる時期が3月頃の場合も多く、条件の良い物件に希望時期で入居できる可能性があります。
ただし、退去前の物件は実際にお部屋の中を見ることができないため、契約前に写真をよく確認したり類似物件を確認したりしておくと、入居後のギャップが減り安心です。
4月
新年度が始まる4月は、3月程ではありませんが、引越シーズンの余波でまだお部屋探しをされる方や契約や鍵を受け取る方が多数来店するため、店舗が混み合っていることがあります。
特に月初から中旬は来店が多いため、内見予約が取りづらい可能性があります。月末に向けて徐々に落ち着いてきますので、お急ぎでなければ4月下旬のゴールデンウィーク前ごろからお部屋探しをされるのがおすすめです。
5月~6月
この時期は学生や新社会人の引越しシーズンが一段落し、比較的引越需要が減少してきます。また、6月から7月上旬にかけて梅雨に入り、雨の影響で引っ越しづらくなることから、不動産の賃貸市場も落ち着きます。
5月にはゴールデンウィークがあるため、その時期で内見をされる方もいらっしゃいますが、そこまで混みあうことも少ないため、ゆっくり物件探しをしたい方におすすめの時期です。
また、賃貸市場と同じく、引越業界も落ち着いているため、1~3月の引越シーズよりも引っ越し料金が安くなっていることがほとんどです。引越費用を安く抑えたい人にもおすすめの時期といえますね!
7~8月
賃貸市場においても比較的落ち着いた時期ですが、意外と夏季に引っ越す人もいます。
7月後半から9月上旬まで大学生は長期休暇に入るため、あえてこの時期に引っ越す学生も実はいます。平日は比較的安価な料金で引越業者を利用することができる上、帰省もしやすく、契約書類をそろえやすいという理由から学生にとっては引っ越しやすい時期になっています。
社会人の方も夏季休暇がある時期に引っ越したり、お子様がいらっしゃる家庭はお子様の夏休み期間中に合わせて引っ越したりと、新学期から新しい学校の登校に間に合うよう手配される方もいます。
急いで引っ越す必要性のない場合、物件がすぐに埋まってしまい、引越料金が高い3~4月の繁忙期シーズンにあえて引っ越さず、長期休暇に引っ越す方も増えています。
とはいえ、1~3月の引越シーズンよりも物件の動きは遅く、引越料金も比較的安価なため、じっくりとお部屋を吟味しつつ、長期休暇を利用して効率的な引っ越したい方には大変おすすめな時期です。
9月~10月
9月~10月は各企業の異動シーズンのため、転勤に合わせて引っ越す人が増えます。
ファミリーで転勤先に引っ越す人も多いので、一人暮らし向けだけでなく1LDK以上のファミリー向けの広い間取りの需要が増加します。
ただし、1月~3月と比べると退去が多いわけではないため、物件数は少なく、その分、良い物件の競争率が激しくなります。
転勤による引っ越しの場合、辞令が出てから引っ越しまで時間がないことがほとんどのため、転勤をする人は1回の内見だけですぐに物件を決めることが多く、即入居可能な物件はすぐにお申込みになってしまいます。
そのため、昨日まで検討していた物件が翌日にはもう埋まっていた!なんてことも珍しくありません。
この時期に引っ越しを検討している場合は不動産会社に事前に相談し、賃貸市場の動きについて共有してもらえるようにしておくと安心です。
11月~12月
年末は世間が忙しくなる時期のため、引っ越しの需要が減少し、不動産の賃貸市場は比較的落ち着きます。そのため、希望の条件に合う物件を比較検討しやすい時期です。
また、12月は引っ越し業者も落ち着ているため、繁忙期に比べて費用を抑えることができます。キャンペーンを実施している引越業者も多く、お得に引っ越せるチャンスが増えます。
この時期から1~3月の引越シーズンに向けて退去の連絡が増えるため、オーナーによっては空室期間をなるべく減らすために、繁忙期に先立ち、家賃を下げて入居者を募集している場合があります。
ただし、冬は日照時間が短いため、夕方の内見だと物件の詳細を確認が難しいため、日中に内見や来店するのが望ましいです。
落ち着いて物件を比較しやすい時期でありながら、引越費用や賃料が安くなる絶好のタイミングです。1月からの繁忙期よりも、希望の物件を見つけやすく、費用も抑えられますので、おすすめの時期といえます。
どんなお部屋に住むか明確になっていないという方は12月の間に1度お部屋探しの相談をしてみてはいかがでしょうか?
このように、時期によって物件の選択肢、価格、競争率が大きく変わるため、自分にとって最適な引越し時期を見極めることが重要です。
動き出しが遅くて希望条件に合う物件がなかった…、希望入居時期に間に合わない…ということが無いように、各シーズンの引っ越し事情を把握して効率的かつ賢いお部屋探しを行いましょう。
即入居可能物件について
即入居可能物件は、契約完了後すぐに引っ越して新生活を始めることができる物件です。
即入居可能物件の大きなメリットは、すでに退去済みで部屋の掃除や修繕が終わっているため、内見がすぐに可能であること、入居までの手続きがスピーディーであることです。間取りやイメージ画像だけでなく、実際に内見した後に入居することができるため、入居後のギャップも少なく、即入居可能物件は急ぎのお部屋探しの場合、大変おすすめです。
しかし、物件によっては長期間空室のために、即入居可能物件であることがあります。その場合は、清掃から時間が経っているため、ほこりなどが発生している場合があります。そういった物件については、入居前に再度清掃をしてもらうよう管理会社へ伝えておきましょう。
長期間空室の即入居可能物件は、家賃や初期費用の交渉がしやすい場合があるというメリットも実はあります。
即入居可能物件にスムーズに入居するためには、不動産会社に入居を急いでいることを伝え、必要書類や初期費用を事前に準備しておくことが重要です。
即入居可能物件はインターネット上からも検索できますが、インターネット上には沢山の物件情報があるため、探すのに時間がかかってしまいます。そのため、即入居可能物件を探す際は直接不動産会社へ問い合わせするのがおすすめです。不動産会社は即入居可能物件を把握しているので、ご希望に沿ったお部屋をすぐにご紹介できます。そのため、お部屋探しの時間が短縮されます。
どうしても賃貸市場の繁忙期に部屋探しをしないといけない場合は、納得のいくお部屋を探すために即入居可能物件を検討してみるのもおすすめです。
お部屋探しはリロの不動産にお任せください
今回はお部屋探しの時期についてご紹介しました。今回ご紹介した内容はあくまでも一例となっており、必ずしもすべての不動産会社に当てはまるわけではありません。
今回の記事を参考にしつつ、ご自身にとって最適な引越時期を確認してみてください。
リロの不動産の仲介店舗では、様々な物件をたくさん取り扱いしており、お客様一人一人のライフスタイルに合わせた物件をご紹介します。お部屋探しの時期を迷われていたり、急ぎでお部屋探しをしたい場合は是非、リロの不動産にご相談ください。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。きっとご満足できるお部屋をご紹介します。
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この記事を書いた人
リロの不動産 編集室
リロの不動産 編集室
『お住いをお探しの方』『不動産投資がハジメテの方』『賃貸経営をしている方』を対象に、「お部屋探しと不動産」にお役に立つ内容を中立的な視点でお伝えします。住む人も、貸す人も『遊ぶように暮らす』ライフスタイルが実現できるように活動しています。