お部屋探しの豆知識

エアコン付物件のメリットと注意点!快適な生活を実現するために知っておくべきポイント

2023.06.06

近年は8月になると気温40度を超えることもあり、エアコンは私たちの生活に欠かせない、お部屋探しの際も必須の設備となっています。しかし、エアコンを賃貸物件に設置する際には、いくつかのメリットと注意点を考慮する必要があります。

本記事では、エアコン付き物件を選ぶ際に参考になるポイントをご紹介いたします。

エアコンとは「エアー・コンディショナー」の略であり、室内の温度、湿度などを調節し、快適な室内環境を作り出すための機械です。日本では一般的には冷房と暖房機能の両方を兼ね備えており、室内の温度を調整することができる機械のことを指します。

冷房機能では、「ヒートポンプ」という機能を利用し、室内の熱い空気を取込み、室外機を通じて室外へ熱い空気のみを排出させます。そして、エアコン内部で空気を冷やし、部屋の熱をなくすことで室温を下げます。この仕組みにより、暑い季節や高温の環境でも快適に過ごすことができます。
暖房機能では、室外の暖かい空気を室内に取り込み、室内の冷たい空気を室外に排出することで室温を上げます。この仕組みにより、寒い季節や低温の環境でも快適な温かさを得ることができます。

また、エアコンの種類によっては湿度の調節や空気の浄化機能を備えているタイプもあります。
湿度調節機能によって、室内の湿度を適切なレベルに保ち、ムシムシした感じを軽減させます。
空気浄化機能は、室内の空気中のホコリや花粉などの微小な粒子や、においの元となる物質を除去することができ、最近人気のある機能です。

エアコンの種類には、ウィンドウタイプ、壁掛けタイプ、天井埋め込みタイプなどがあります。賃貸物件のほとんどは壁掛けタイプが採用されています。物件によっては、特定のタイプのエアコンが設置されていることもあります。

エアコンは現代の生活に欠かすことのできない存在となっており、お部屋探しをされる際にエアコンが設置されているかどうかが気になる方も多いのではないでしょうか。

賃貸物件にはエアコン設置済の物件、未設置の物件があります。今は設置されている物件の方が多いですが、築年数の経っている物件や戸建物件は設置されていないこともあります。エアコンがついているものと思い、入居したらついていなかった…ということが無いように、内見時にエアコンの設置状況の確認が重要です。

また、エアコンが設置されていても注意が必要です。
物件に設置されているエアコンには設備サービス品(残置物)の2種類があります。

設備とはお部屋の住宅設備のことを指します。設備として設置されているエアコンの場合、修理が必要になった際、オーナーや管理会社が対応してくれます。

サービス品(残置物)の場合、以前の入居者が設置したものや、オーナーがプレゼントしてくれたエアコンのことです。こちらは設備と違って、修理が必要な場合は自己負担となるので注意が必要です。

他にも、エアコンが設置されていたと思ったら、冷房機能しかないクーラーの場合もあるため、契約前に確認することが重要です。

先述したようにエアコンが未設置の物件もありますが、最近の夏は非常に暑さが厳しくエアコンなしで生活するのは困難なレベルです。そのため、エアコンが設置されていないのは困りますよね。

実はエアコンが設置されていない物件は自分で設置できる場合や、オーナーや管理会社に交渉することで設置してもらえる場合があります

自分で設置する場合は、入居時や入居後にオーナーもしくは管理会社に確認を行い、設置の許可を得る必要があります
賃貸契約には、エアコンの取り付けに関する特別な規定がある場合があります。トラブルを避けるためにも、確認と許可を得ることが重要です。

自分でエアコンを取り付けることで、自分の好きなメーカーや冷房能力や省エネ性能など、自分のニーズに合った機種や機能を選択できます。また、別の物件へ引っ越すことになった際にエアコンを新しい物件へ持っていくことも可能です。

入居後にしか設置ができず、入居してすぐは使えない場合が多いです。
また、設置時に不手際があると水漏れが発生し、カビの要因となり、退去時費用が掛かる場合があります。そのため、設置する際は業者に依頼するなど最善の注意を払いましょう。
故障した際は自己負担で修理をする必要があるため要注意です。退去時は原状回復義務があるため、基本的には自分で取り付けたエアコンは撤去する必要があります。もし、部屋に残していきたい場合は、オーナーや管理会社の許可を取りましょう

Point!
●設置したい部屋にエアコン用のコンセントとエアコン設置穴があるかどうかを確認しましょう。ない場合は、壁に穴を開ける必要があり、退去時には、設置前の状態に修繕する責任が生じる可能性があります。口頭での約束だとトラブルになるため、必ず書面に残すようにしましょう。

●エアコンには、ウィンドウタイプ、壁掛けタイプ、天井埋め込みタイプなどがあるため、物件のタイプや構造によっては希望のタイプが設置できない場合があります。エアコンを購入する前に必ず確認をしましょう。

●エアコンを設置する際、室外機の場所にも注意をしましょう。室外機の場所が物件の外観や他の住人に影響を与えないように注意が必要です。


オーナーや管理会社がエアコンを設置する場合も何点かの注意点があります。

自身の費用をかけずにエアコンの設置ができます

設置してもらえる代わりに特約が追加になる可能性があります。そのため、必ず契約時に内容を確認しましょう。
また、設置するエアコンはオーナーが決めるため、自分の希望通りのエアコンが設置されないこともあります。

Point!
●交渉して設置する場合は、設置するエアコンが部屋の「設備」と「サービス品」のどちらなのかを確認しておきましょう。部屋の設備であれば故障した際の修理はオーナーや管理会社が行いますが、そうでない場合は自分で修理する必要があります。必ず部屋の設備なのかどうかを確認しましょう。

入居してエアコンを利用する前にエアコン清掃をするのがおすすめです。

エアコンはフィルターを通じて空気の出し入れをしているため、埃が溜まりやすく、汚れやすくなっています。フィルターが汚れていると、エアコンの機能を十分に活用することができません。そのため、利用前の清掃を推奨しています。

エアコンの清掃は自分でされる方も多いですが、内部の清掃は難しいため、専門業者に依頼をするのがおすすめです。

今回は、賃貸物件のエアコン事情についてご紹介しました。
エアコンは、生活の質を向上させる魅力的な設備です。物件探しの際には、エアコン付き物件を積極的に検討してみてください。

リロの不動産の仲介店舗では、エアコン付き物件をたくさん取り扱いしております。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。きっとご満足できるお部屋をご紹介します。

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この記事を書いた人

リロの不動産 編集室

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『お住いをお探しの方』『不動産投資がハジメテの方』『賃貸経営をしている方』を対象に、「お部屋探しと不動産」にお役に立つ内容を中立的な視点でお伝えします。住む人も、貸す人も『遊ぶように暮らす』ライフスタイルが実現できるように活動しています。

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