お部屋探しの豆知識

これでお部屋探しは完璧！？内見前の事前準備と内見時に見るべきポイントについて！

2023.06.06

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お部屋探しをする際、ほとんどの方が入居前に内見をされるのではないでしょうか。物件の内見は、新しい住まいを選ぶ上で非常に重要です。今回は、内見時のポイントと役立つアドバイスをご紹介します。

内見とは？

内見（ないけん）は、賃貸物件を実際に訪れ、物件の状態や条件を直接確認することです。具体的には、賃貸物件の内部や外観を見学し、部屋の間取りや広さ、設備、周辺環境などを自分の目で確認することです。

内見は、賃貸物件を借りる際や不動産を購入する際に重要な手続きの一つです。写真や物件の説明だけではわからない細かな部分や実際の雰囲気を把握するため、実際に物件を訪れて確認します。

また、内見は物件の見学だけでなく、物件担当者と直接話す機会でもあります。物件に関する疑問や心配事を解消するために、内見時に物件担当者に対して積極的に質問をすることも重要です。

内見を行うことで、物件の実際の状態や条件を把握し、自分のニーズや条件に適した住まいを選ぶことができます。

内見の事前準備

内見前に確認しておくとスムーズにいくことがいくつかあります。
内見に行く前の準備について確認しましょう。

住んでみたいお部屋のイメージ化

内見前に、どういったお部屋に住みたいかをイメージし、自分の絶対に譲れない希望条件を整理しておきましょう。

不動産店舗にはたくさんの物件情報があります。希望条件が定まっていないと目移りしてしまい、物件を決めることができない！なんてこともしばしば。
月額費用を抑えたいのか、バストイレ別がいいのか、収納が多い方がいいのか、オシャレな部屋がいいのかなどの希望条件を整理し、部屋のサイズ、間取り、家賃、地域、駐車場の有無など、自分にとって重要な要素を明確にしておきましょう。

人によって譲れないポイントは様々です。自分が住んでみたいお部屋をイメージし、希望条件を定めることで、スムーズにお部屋探しができます。

不動産会社との事前の予約

内見をする前に、不動産会社へ連絡を取り、内見の予約を入れましょう。

予約無しの来店でも内見に行くことはできますが、店舗が混雑して待ち時間が長くなったり、気になっている物件の鍵の準備が間に合わず、内見に行けなかったりする場合もあるため、事前に来店予約を入れるのがおすすめです。

予約する際は、内見したい希望日、物件の希望条件、気になっている物件があればその物件名を伝えておくと、内見当日の対応がよりスムーズになります。その際、希望日はいくつか候補日を用意しておくのがおすすめです。

内見のチェックリストの作成

内見の際に、物件のチェックリストを作成しておくと便利です。

チェックリストがあると、物件の各部屋や設備について、自分の希望条件に合致しているかをチェックしながら確認できるため、お部屋探しがしやすくなります。部屋の状態、設備、収納スペース、周辺環境などを項目にしておくと、見落としがなくなります。

また、複数の物件を内見する予定がある場合は、チェックリストにそれぞれの物件の特徴や条件のメモをすることで、後で物件を比較検討する際に役立ちます。

その他、気になっている質問をチェックリストに記載しておくのもおすすめです。内見時に設備や条件、契約内容などについて質問することで、より詳細な情報を得ることができます。

予算の確認

内見前にご自身の予算を明確にしておきましょう。

物件の契約には家賃や初期費用など様々な費用が掛かります。家賃は毎月支払いが発生するので、光熱費、管理費など毎月の支出額を確認し、負担のない家賃予算額を明確にし、将来的な負担を考慮した上で物件を選ぶことが重要です。

初期費用は地域にもよりますが家賃の4～6倍という大きな金額になることが多いです。お部屋のお申込み後、初期費用の支払いタイミングが想定よりも早い場合がありますので、前もって準備しておくと安心です。
クレジットカードで初期費用の支払いができる不動産店舗もありますので事前に不動産店舗に確認しておくと安心です。

ご家族への相談

未成年の方や初めての一人暮らしをされる方の場合、ご家族の相談なしでお部屋を決めようとするとご家族が心配されることが多いです。
事前に相談しておくことでご家族も安心します。そのため、お部屋探しの前に相談しておくのがおすすめです。

内見するときにあると便利なもの

次に内見するときにあると便利なものについてご紹介いたします。

配置したい家具のサイズ表

新居にもっていきたい家具がある場合はサイズを測ったメモを持っていき、家具を問題なく搬入できるか、スペースは十分であるかを確認しましょう。事前にサイズを測っておくことで入居後に家具が入らない等のトラブルを未然にを防ぐことができます。

メジャー

カーテンや間口を測るためにもメジャーは必須です。不動産店舗でも借りることができますが念のため自分で準備をしておくと安心です。金属製で2ｍ以上の長さがあるメジャーが採寸に便利です。

間取り図と筆記具

採寸したサイズを間取り図に直接記入すると、後日メモをみた際にどこのサイズのことなのかを思い出しやすくなります。間取り図は不動産店舗で貰えますので内見時に用意してもらうよう伝えておきましょう。

カメラ

折角内見しても、内見から時間が経つと記憶はあやふやになってしまいます。お部屋の雰囲気や収納内部、窓からの景観などを写真に残しておくと他の物件と比較検討する際に役立ちます。
スマホのカメラ機能でも代用ができます。

方位磁石

物件の正確な方角が気になる方は方位磁石を持っておくと安心です。
最近のスマートホンには方位磁石アプリもありますのでそれを活用するのもおすすめです。

内見時のポイント

次に、内見時のポイントについてご紹介いたします。

状態と設備

部屋の状態と設備を詳しくチェックしましょう。
壁や床に傷や汚れがないか、エアコン、暖房、温水器などどのようなの設備があるのかを確認し、自分の希望条件と合致しているか確認しましょう。

コンセントやスイッチの数や位置、アース配線の有無などは確認を忘れやすいです。また、確認してもどこにあったのか忘れやすいので、メモや写真を撮るのがおすすめです。それによって家具の配置等が代わりますので、意外と重要な確認項目です。

また、インターネットの利用を希望されている方は、インターネット接続が可能かどうかの確認もしておきましょう。物件には光ファイバーなどの高速インターネットが提供されているのか、自分で手配が必要なのか、何かしらのネットサービスが設備として用意されているのか等を確認しておくと安心です。その際、物件にモジュラージャックや光コンセントなどの機器があるかも確認してみましょう。

サイズと間取り

部屋のサイズや間取りが自分の希望条件に合っているかを確認しましょう。

希望する家具の設置可否や生活スタイルに適した間取であるか、必要なスペースが確保できるか、部屋の導線などを確認しましょう。
家具等が何もない状態の部屋だと広く感じますが、家具を置くとイメージと違うということは多々あります。

事前に準備しておいた家具の採寸メモ等を確認しながら、部屋のサイズを確認すると、入居後のギャップが少なくなります。

収納スペース

クローゼットや棚、キッチンの収納の数や大きさをチェックし、必要な収納スペースが確保できるかを確認します。

窓と採光

部屋に十分な自然光が入るか確認しましょう。窓の数と位置、大きさをチェックし、日中でも明るい部屋であるかどうかを確認します。
また、設置済の照明設備はどのようなものであるか、照明を自分で用意する必要があるのかを確認しておきましょう。

防音

周囲の物音が気になる方は、内見時に物件周辺の道路や隣人の状況を確認し、どれくらい音がするのかを確認しておくと安心です。
最近はテレワークをされる方が増えているため、物音が気になる方が多いようです。

セキュリティ

内見時には、物件のセキュリティや物件周辺の治安を確認するようにしましょう。

内見はテレビモニターフォンがついているのか、オートロックなのか、エントランスや共有スペースの防犯カメラの設置状況、火災報知器や非常口の位置など、写真では分からないことを確認できる機会なので、安全性に関する要素を確認しておくと安心です。

駐車場や駐輪場

車や自転車を所有されている方は、駐車場や駐輪場の有無や利便性を確認しましょう。
物件によっては利用台数の制限がある場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。

近隣施設

物件の周辺にスーパーマーケット、公園、学校、病院、銀行などの必要な施設があるか、交通機関へのアクセスや利便性など、自分の生活スタイルや希望条件に適しているかを確認しましょう。
お子さんがいらっしゃるご家庭は、学校区を確認するのを忘れないようにしましょう。

直感に頼る

様々なチェックポイントについてお話ししましたが、内見時には自分の直感や感覚に頼るのも大事です。色々と希望条件を用意していたけれど、内見してみると希望条件など関係なく、一目で気に入ってしまった！という場合もあります。意外とそういう場合も快適に過ごすことができます。
物件を選ぶ際に、直感に頼ることもおすすめです。