一階の部屋の魅力について徹底解説！快適に過ごす方法、おすすめな人もご紹介！

お部屋探しをする際、多くの人が眺望や日当たり、防犯面を重視して部屋の階数が1階以上のお部屋を選びがちですが、実は1階の部屋には1階ならではの魅力があります。

そこで今回は1階の部屋の魅力やデメリット、1階の部屋におすすめな人をご紹介します。お部屋探しをする際にお役立てください。

1階の部屋の魅力

実は1階の部屋にはあまり知られていない隠れた魅力があります。ここでは1階の部屋ならではの魅力をご紹介します。

利便性に優れている

1階の部屋はエレベーターや階段を利用する必要がないため、移動が容易です。そのため、重い荷物やたくさんの荷物を運ぶ際の負担が軽減され、お年寄りがいらっしゃるご家庭や小さなお子様がいらっしゃるご家庭、足腰に不安がある方にとっては大変魅力的です。

また、1階の部屋は緊急時の避難も容易で迅速に行える点も、大きなメリットです。その他にも、荷物の出し入れが簡単で引越し作業をラクに進めることができる点も魅力的です。
このように1階の部屋は移動や物の搬入が楽で、利便性に優れているという魅力があります。

賃料設定がお得な場合がある

1階のお部屋は、2階以上のお部屋に比べて賃料が安い場合があります。

例えば、同じ建物内であっても、1階の部屋の賃料は2階以上の部屋の約80%〜90%程度で設定されてることもあり、1,000円～5,000円ほど賃料が安くなる場合もあります。

これは、防犯面や上階からの騒音への懸念面などから、1階の部屋は2階以上の部屋と比べて、人気がないことが多く、それを反映して、賃料を他の部屋よりも安く設定していることが多いからです。賃料が安い分、他の生活費や趣味の費用などに充てることが可能になるため、月々の賃料を抑えたい方にはとっても魅力的ですよね。

ただし、1階の部屋が他の階数に比べて安い賃料設定であるかどうかは物件の立地や設備などの条件によって異なるため、階数によって賃料設定が異なるかどうかは、お申込み前に不動産会社で確認をしておくことが重要です。

専用庭を有効活用できる

1階の部屋には、専用庭があったり、テラスが設置されていたりする場合があり、屋外空間を活用した生活を楽しめます。そのため、広い専用庭やテラスがある1階の部屋であれば、そこでお子様やペットが遊ぶことも可能（ペット可物件の場合のみ）です。

最近では専用庭やテラスを利用したガーデンニングやベランピング（自宅のベランダや専用庭で行うキャンプスタイル）が流行っており、一部の人たちにとっては、専用庭のある1階は人気があります。

しかし、専用庭の使い方は物件によってルールが異なるため、専用庭のある物件を借りたい際は実際に物件を見て、ルールに注意を払うことが重要です。

下のお部屋への騒音や振動を気にせず生活できる

1階の部屋だと下に住んでる方がいないので、階下への足音や振動を気にせず、ストレスなく生活ができます。小さなお子様がいるご家庭や深夜に行動することが多い方はにおすすめです。

ただし、横の部屋には物音や振動が響くことはありますので、1階の部屋であったとしても、横の部屋に対する配慮は必要です。

1階の部屋のデメリットと、デメリットを快適にする方法

先述したように1階の部屋には様々な魅力がありますが、残念ながら1階の部屋ならではのデメリットも存在します。ここでは1階の部屋のデメリットと、それらに対処し、1階の部屋での生活をより快適にする方法を確認しましょう。

防犯面

1階のお部屋を選ぶ際には、特に防犯面での注意が必要です。1階の部屋は窓が道路に面しているため、外部から侵入されやすいというイメージがあり、人気がありません。

実際、高層階に比べると1階のお部屋は被害にあいやすい傾向があります。そのため、セキュリティ面での配慮が欠かせません。補助錠を窓や玄関ドアに設置して、セキュリティを強化するのも1つの手段です。また、TVモニターホンやオートロック付、防犯カメラ付きのお部屋に住むのも、安心して生活するためにおすすめです。

周囲の環境に気を配るのも重要で、近隣の照明が十分にあるか、人通りが多いかなどもチェックすることが重要です。人通りが多く、人の目がある部屋だと抑止力が働くためです。これらの対策を講じることで、1階のお部屋でも安全に暮らすことが可能になります。

プライバシー

先述したように、1階の部屋は窓が道路に面している場合が多く、外部からの視線が気になり、敬遠されることがあります。

もし1階の部屋に住むことになり、外部の視線が気になる場合は遮光カーテンやブラインドや反射フィルムを設置することをおすすめします。特に反射フィルムは、室内を明るく保ちながら外からの視線を遮断することも可能なため、おすすめです。

部屋によっては窓にフィルムを貼ってはいけない場合や、原状回復義務が生じる場合がありますので、反射フィルムやブラインドを設置したい場合は事前に管理会社へ相談しておきましょう。

もし、費用をかけたくない場合は、窓がすりガラスになっていたり、窓の周りに柵が設置されていたり、道路より1段高くなっている部屋を選ぶと、外から部屋の中を見られることがなくなるため、これらの部屋を選ぶのも1つの手段です。

騒音

1階の部屋は、下のお部屋への騒音や振動を気にせず生活できるのがメリットですが、逆に道路の騒音や上階の足音など、さまざまな騒音の影響を受けやすいです。

これを軽減するためには、防音対策が不可欠です。例えば、防音カーテンの設置や、二重窓や、床や壁に防音材を施してある部屋もあり、騒音を軽減するのに役立ちます。

さらに、室内での騒音対策として、厚手のラグやクッションフロアの使用も有効です。これらの対策を行うことで、1階のお部屋でも静かな生活空間を確保することができます。

虫対策

1階のお部屋は、草木に近いため、上階に比べて虫が入りやすいことがあります。もし虫が多い場合は窓やドアに網戸を設置することで、虫の侵入を防ぐことができます。

最近はほとんどの賃貸物件で網戸が設置されていることが多いので、設置されている網戸を利用すれば費用が掛からず対策をできます。もし設置されていない場合は、一度管理会社やオーナーに網戸の設置を相談してみるのもいいかもしれません。

そのほかにも虫が嫌うハーブやエッセンシャルオイルを使用するのも効果的です。しかし、においがきついものは壁紙や建具ににおいが染みついてしまったり、オイルを壁紙等に吹きかけることで変色の原因になってしまったりすることがあるため、注意が必要です。

これらの対策を実施することで、1階のお部屋でも虫の侵入を効果的に防ぎ、快適な居住環境を保つことができます。

湿気と通風

1階の部屋は湿気がこもりやすい傾向があり、結露が生じ、家具や衣服がかびてしまう可能性があります。

そのため湿気対策が重要です。例えば、一日に数回窓を定期的に開けたり、浴室やキッチンについている換気扇を利用したりして空気を循環させて湿気対策を行いましょう。

もっと効果的なのは除湿機の使用、湿気を吸収する素材の家具やカーペットの導入があります。費用は掛かってしまいますが、効果は高いです。

日当たり

1階の部屋では、上階に比べて自然光が入りにくことがあり、特に近隣に高い建物が多い地域はその傾向が顕著です。

日当たりはほとんどの方がお部屋選びをする上で重視している重要な条件です。そのため、1階のお部屋を選ぶ際には、窓の位置や建物の向きを確認し、十分な日当たりが得られるかを検討することが重要です。

また、専用庭やテラスが広い部屋は時間帯によっては十分な日当たりを確保することができるため、おすすめです。その他にも、明るい色の壁紙の部屋を選んだり、部屋に大きな鏡を設置したりして明るさを増す方法もあります。

このようにデメリットになりうる要素も、それぞれに合わせた対策をしっかり行うことで、1階のお部屋でも快適に過ごすことが可能になります。

気を付けるべきこと

1階の部屋に住む場合に気を付けておくべきことに関してちょっとしたアドバイスを２点紹介します。

1階のお部屋の保険選び

1階のお部屋を選ぶ際には、適切な保険を選ぶことも大切です。

特に、水害や盗難など、1階特有のリスクに対応した保険を選ぶことは重要です。家財保険に加入する前に保険の内容をしっかりと確認し、必要な補償が含まれているかをチェックしておきましょう。適切な保険を選ぶことで、万が一の事態にも対応できる安心感を得ることができます。

1階のお部屋の近隣関係

1階のお部屋では、近隣住民との関係が重要になる場合があります。特に、共有スペースへのアクセスが容易な1階では、近隣住民とのコミュニケーションが増える傾向にあります。良好な近隣関係を築くためには、挨拶や日常の小さな配慮が大切です。

また、騒音やプライバシーの問題に配慮し、相互の快適な生活を尊重することが重要です。近隣との良好な関係を築くことで、1階のお部屋での生活がより快適になります。

1階の部屋がおすすめな人

1階の部屋はいくつかの理由から敬遠されることの多い部屋であるとお伝えしましたが、人によってはとても魅力的な部屋でもあります。1階の部屋の利点を最大限に活かせる人たちは、どのような方でしょうか。

高齢者世帯や体力に自信のない人

エレベーターがない物件の場合、高層階に行けば行くほど負担が大きくなりますが、1階の部屋は階段の上り下りを気にする必要がありません。そのため、高齢者世帯や体力に自信のない人におすすめです。

階下への騒音を気にしたくない人

1階の部屋は、階下に住人がいないため、足音や物音などの騒音を気にする必要がありません。そのため、小さなお子さんやペットがいる家庭、夜勤など深夜に活動することが多い人、友人を呼ぶことが多い学生などにおすすめです。

家賃を抑えたい人

1階の部屋は、2階以上の部屋よりも家賃が安い傾向にあります。そのため、家賃を抑えたい人におすすめです。

ペットと暮らしたい人

1階の部屋には専用庭がある場合があり、ペット可能物件ならば、ベランダやバルコニーでペットを遊ばせることができます。そのため、ペットと暮らしたい人におすすめです。

お部屋探しはリロの不動産にお任せください

今回は1階の部屋の魅力についてご紹介しました。1階の部屋は、防犯面や日当たりの悪さなどであまり良いイメージがなく敬遠されがちですが、意外な魅力をたくさんを持っています。1階の部屋を選ぶ際は、今回ご紹介したポイントを考慮して、自分のライフスタイルに合わせて検討することで、満足のいくお部屋選びができます。

リロの不動産の仲介店舗では、1階の部屋をはじめ様々な物件をたくさん取り扱いしており、お客様一人一人のライフスタイルに合わせた物件をご紹介していますので、ぜひリロの不動産にご相談ください。不動産のプロたちが皆さんの不安を解消し、お客様それぞれの希望や条件に合わせてお部屋紹介を行いますので、不安なことや心配なことなどなんでもご相談ください。きっとご満足できるお部屋をご紹介します。

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