契約から引渡しまでの間に所有者様が他界してしまったケース

改善事例の詳細

対策

ご高齢のお母様が所有している不動産をお母様が元気なうちに売却したいと相談がありました。 買主様を急いで発見し契約を締結したものの引渡しをする前にお母様が他界してしいました。 難易度が高いと言うよりは大変な案件でした！詳しくは本文をご確認下さい。

コメント

当社で「戸建て賃貸経営」の対応をさせていただき、 賃貸管理を対応しているオーナー様より連絡がありました。

 

現在の入居者様にご退去いただき、その土地と建物を早めに売却したいとのご依頼です。

 

まず入居者様にご退去いただくと言われても、そんな簡単には行きません。 しかも早めにと言われるとさらに難易度が上がりますが、オーナー様にもご事情がございます。

 

オーナー様はご高齢で病気もあり 「面倒な事になる前にどうしても処分を済ませたい」という強いご希望がございました。

 

何とかお力になりたいと思いながらも難易度の高い案件です。 誠実に、「約束は出来ませんが可能な限りお力になります！」とお伝えして この仕事を本気で引き受けさせて頂きました。

 

まずは「買主探し」と「賃借人の新たな部屋探し」と「測量」の３つを平行してスタート！

 

一番時間を要すると考えていた「賃借人の新たな部屋探し」については 入居者様からのご理解を頂き予想よりもスムーズに事を進める事ができました。

また「買主探し」においても隣地所有者様を説得し合意に漕ぎつけることも出来ました。

 

そして「測量」についても色々な問題もございましたが、何とか形にする事が出来ました。

ご相談からここまでで約４ケ月ほど経過しましたが、 売主様にも「思ったより早くて良かった」と大変喜んで頂き無事に契約締結となりました。

 

しかし契約締結から数週間後。。。 所有者様であるお母様がお亡くなりになったとご子息様よりお電話を頂戴いたしました。。。

 

契約締結からお引き渡しまでの間に所有者様が亡くなるというレアなケースになります。

責任をもって、誠実に対応することを心掛けました。

 

まずは相続人の間でこのまま売却するのかストップするのか？

進めるならば相続人が誰になるのか？を話し合って頂きました。

 

結果は、当初の予定通り売却するという事で買主様に事情を説明しました。

司法書士を手配し「遺産分割協議書の作成」「相続登記」そして「売買契約のやり直し」を実施しました。

 

ご依頼から賃貸入居者との交渉を経て紆余曲折あり、お引渡しまで７ケ月程掛かりました。 色々ありましたが、段取り良くお引渡しも完了させる事ができて、 相続人である新所有者様にも買主様にも大変喜んで頂きました。

 

 

不動産に関する事なら可能な限りお客様に喜んで頂けるように頑張りますのでお気軽にご相談下さいネ。

当社は・・・ 「お客様の為の不動産屋」 「困っているお客様に喜んでもらえる不動産屋」を目指します。

 

 

『リロの不動産：レックス大興』 担当：平岩