返済能力とは?
返済能力とは、借入金を返済していく上で、債務者が返済に充てる資金をどれだけ集められるかを数値で表すものです。
返済能力について
住宅ローンなど個人の返済能力はそのまま「返済能力」で算定します。返済能力は主に銀行など融資する側が審査のときに使う数値で、返済能力は審査の根幹を担います。個人サラリーマン中心のローンでは、年間のローン返済額が年収の何割を占めるのかが返済能力になります。
たとえば住宅ローンを3,000万円借りて、1年間の元利支払合計が100万円の場合で、債務者の年収が400万円の場合は、返済比率は25%です。住宅ローンを借りる主な対象は、サラリーマンなど年収が大きく変動しない人が主体のため、ローン返済額を年収から計算して、審査します。個人事業主や会社経営者、アパートオーナーは事業資金の償還力で審査します。