アパートローンの利息とは?
アパートローンの利息とは、アパートローンを借り入れした金額に対する利用料として、借りた人(ローン契約者)が貸した人(金融機関など)に支払うお金のことです。
利息は、金利と借入れ額、借入れ期間によって決まります。
アパートローンの利息について
利息を決めるひとつの指標となる「金利」とは、利息や利子を計算するときに用いる割合のことです。通常は、元本に対する1年間の利息の割合を示します。借入額が大きいほど利息の負担は大きくなり、返済期間が長くなるほど、同じく利息負担が大きくなります。
なお、ローンの返済方法は、主に「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」の2つがあります。「元金均等返済方式」は、毎月支払う返済額のうち“元金の額”が一定となる返済方法です。返済額は元本に対する利息額を上乗せして返済していくため、返済を始めた当初は支払い額が高く、支払いが進むにつれて返済額が減って負担が軽くなります。そのため、元利均等返済方式に比べて元金の減り方が早く、支払利息の総額が少なくなります。
ただ、返済開始当初の返済額が多いため負担が大きいというデメリットもあります。その点、元利均等返済方式は返済開始当初の返済額を少なくすることができるため負担も減るうえ、毎月の返済額が一定なので、月々のお金のやりくりなどの返済計画も立てやすいというメリットがあります。不動産投資のアパートローンなど、ローンと名の付く融資では、「元利均等返済方式」が一般的です。
なお、収益物件であるアパートを金融機関から融資を受けて購入した場合、毎月ローンの返済があります。返済額の内訳に含まれる、利息分については経費計上が可能です。毎月の返済額は元本と利息をあわせた額になりますが、元本部分の返済額は経費計上できません。