デット(借入・負債)とは?
デットとは、英語で「借入・負債」という意味です。資金調達方法のひとつで、銀行借入金・社債等により調達された返済義務のある資金のこと指します。いわゆる借金となる負債のことです。
なお、債券や預金、銀行借入などによって調達されるデットは他人資本と呼ばれることがあります。
デット(借入・負債)について
不動産投資においてデットとは、「金融機関から有利子の資金を借入れし、不動産投資資金とすること」を意味します。
投資の基本としては、「①預金や債券などの元本保証があるもの」と、「②投資信託や株式の元本保証がないもの」に分けられます。投資を受けた会社側から見た際に、前者の①が「デット(返済期間や金利が定められている)」であり、後者の②が「エクイティ(株主資本、自己資本の意味で返済期限が決められていない)」に当てはまります。
なお、不動産の証券化に当たっては、デットとエクイティを組み合わせて資金を調達するのが一般的です。デットは返済義務があるため、元利金の返済はデット部分が優先されます。また、収益の配分で優先されるのもデットです。