デベロッパーとは?
デベロッパーとは、都市開発やビル・商業施設の建設、大規模住宅地の開発・造成、マンションの分譲など、土地や街の開発・不動産開発を行う企業や団体の総称です。
扱う建物の種類によって「総合デベロッパー」や「マンションデベロッパー」などとも呼ばれることがあります。また、ときに「ディベロッパー」とも呼ばれます。
デベロッパーについて
土地や建物を扱う不動産業には、主に「企画・開発」「販売」「管理」「賃貸(仲介)」といった事業があります。このうち、「企画・開発事業」をメインに行う企業が「デベロッパー」です。企画・開発事業とは、主に、用地を取得し、その土地で各種開発事業を行うことです。
もう少し具体的にお伝えすると、デベロッパーの仕事は、「用地取得」「企画」「開発」「販売」「管理」がメインで、街の再開発だけでなく、リゾートや商業施設の開発、さらにはマンションや大規模宅地の開発なども含まれ、企画を実行するために建設会社や行政、それに関わる様々な企業を束ねていくことが大きな役割となります。なお、設計や建設といった現場での作業は担当しません。
開発の規模はデベロッパーによって異なりますが、大手デベロッパーの場合、10区画程度や数十区画以上などのまとまった広さの開発を行うのが一般的です。また、何年にも渡って造成と販売を行う宅地開発の場合は、複数のデベロッパーが共同で事業を進めるケースもあり、その場合は駅の新設や商業施設などを含む大規模な街づくりが行われます。