固定金利とは?
固定金利とは、借り入れた時の金利が返済期間中に変わらず、固定して適用されるローンの金利タイプのことです。
固定期間中の返済額が一定であることから、固定期間中の家計プランが立てやすくなります。原則、固定期間中は金利タイプや固定期間を変更することはできません。
固定金利について
固定金利は、住宅ローンなど金融機関の融資の金利タイプのひとつで、所定の期間中は金利を固定するというものです。つまり、その期間中の金利は変わらず、返済額も同じままということになります。これに対して、市況等に応じて返済利率が変化する方式を「変動金利」と言います。
住宅ローンには、借入時から返済終了までの全期間、固定金利の商品があり、「長期固定金利型」、「全期間固定金利型」とも呼ばれます。中でも「フラット35」が代表例です。
なお、「全期間固定金利」のローンは、一般的に変動型や固定期間選択型に比べて金利が高めに設定されていることが多いのですが、返済額が途中で変わらない安心感と返済計画も立てやすいという点がメリットだと言えます。
また、「固定期間選択型」の場合、固定期間終了後に、適用金利が上がっていた場合は利息が増し、返済額が増えて家計の負担になる可能性があります。そのため、契約時には今だけなく将来のライフスタイルや市場動向なども視野に入れて検討することが必要です。