インスペクションとは?
インスペクションとは、中古住宅の売買の際に行われる住宅診断を指します。
インスペクションについて
インスペクションは、住宅の劣化状況や欠陥の有無など住宅の修繕箇所を特定、修繕のための費用を算出するために建築専門家が第三者目線で行う調査。日本では新築住宅の需要が高かったこともあって、これまでほとんど耳にすることはありませんでした。2013年に国土交通省が建物の検査項目をまとめた「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を公表し、国の統一基準が定まりました。検査を行うものを建築士は建築施行管理技師などの国家資格と現場経験が必要となります。インスペクションに求められるものは中立性です。国交省のガイドラインには物件の売主はインスペクションをすべきでないと記載があります。その理由は売主のチェックには中立性が保たれないと考えられているためです。(2022時点)