液状化とは?
液状化とは、地震によって安定した地盤が液体のように柔らかくなってしまう現象のことを指します。
液状化について
液状化は、どんな土地でも起こるのもではありません。「地下水が豊富」、「緩い砂地盤」、「震度5以上の強い地震」の3つの条件が揃った際に発生しやすくなります。 通常、砂地盤は安定した硬い状態ですが、3つの条件が発生した際に、泥水のような状態に変化します。 液状化になると、建物が沈下したり傾いたりするだけでなく、水道管が地下から浮き上がることによる断水、地盤の中に埋設されたマンホール(地下埋設物)が地上に浮き上がることによる交通の障害など被害をもたらすことがあります。 このような液状化によって大きな被害を受けた代表例が、1964年の新潟地震、2011年の東日本大震災などです。