抵当権とは?
抵当権とは、金融機関が土地や建物などの不動産を担保にする権利のことです。 またその権利の登記です。
抵当権について
具体例として、住宅ローンを組む際、返済が滞ったときのために金融機関から宅地や家の抵当権の設定をしなければなりません。 抵当権に設定されていても自分たちのものとして住み続けられます。しかし、返済ができなくなった場合には、抵当権の実行がされ、競売等によって貸金の優先弁済を受けることになります。 抵当権が実行されるタイミングはさまざまですが、住宅ローンの場合はローンが3~6ヵ月以上滞納した際に実行されるのが一般的です。 流れとしては、まずはローンの滞納時に督促状が何度か届きます。督促状が来てからも滞納をし続けると期間の利益の喪失という通知が届き、ローンの一括返済を求められ、一括返済ができない場合、抵当権が実行されてしまう可能性があります。