不動産賃貸業とは?
不動産賃貸業とは、いわゆる大家として、自らが保有する土地や建物などの不動産を第三者に賃貸して賃料(所得)を得る事業です。
不動産とは、アパートや賃貸マンション、賃貸オフィスなどの建物をはじめ、更地や駐車場、資材置き場といった土地の場合もあります。
不動産賃貸業について
不動産賃貸業は、住宅(店舗併用住宅を含む)を賃貸する「貸家業」と、事務所や店舗そのほかの事業用オフィスを賃貸する「貸事務所業(貸ビル業)」に分けられます。貸家業は個人が、貸事務所業は法人が多い傾向にあります。
単発で賃貸収入を得ることは不動産賃貸業とは言わず、あくまでも継続的に賃料を得ている状態が不動産賃貸業にあたります。不動産賃貸業をはじめる際、特に資格や免許の取得は必要ありません。というのも、自分で実際の管理は行わず、管理会社などに建物等の管理業務を委託することができるからです。こうした点から、本業とは別の補完的な事業として取り組むこともできます。
なお、大家さんの仕事は、大きく分けると【入居者の管理】【物件の管理】【資金の管理】【空室時の募集】になりますが、いずれも管理会社へ任せることができます。しかしながら、管理会社の募集能力が高くない場合、「空室リスク」が心配されます。
空室発生の代表的な要因を解決する考え方に『4つの空室対策』があります。『4つの空室対策』とは、①入居者募集対応、②仲介対応、③管理対応(入居者管理/建物管理)、④設備・工事対応という賃貸経営に必要不可欠な4つの要素に関連する対策を指します。『4つの空室対策』を意識することで、不動産運用の最大のリスク・空室リスクをコントロールすることが可能になります。
数ある管理会社の中から、上記のような対策に力を入れている信頼できるパートナーを見つけることは、賃貸経営の成功にも、所得アップにも欠かせません。