不動産適正取引推進機構(REITO)とは?
不動産適正取引推進機構(REITO)とは、不動産取引をめぐる紛争の防止を図り、また、紛争の処理に当たる機関として、昭和59年4月に設立された一般財団法人です。
Real Estate Trans・action Improvement Organizationを略して「RETIO」とも呼ばれています。
不動産適正取引推進機構(REITO)について
不動産適正取引推進機構(REITO)は設立以来、不動産取引の紛争事例の収集・分析、地方自治体や業界団体などの不動産相談業務への助言・支援活動、紛争案件の処理業務などをおこなっています。また、昭和63年度からは、指定試験機関として宅地建物取引主任者資格試験を実施している組織でもあります。
数ある業務の中でもメインとなるのは、「特定紛争処理事業」。消費者と宅建業者間の不動産売買取引に関わるトラブルについて、日弁連推薦の弁護士、土木建築の専門家、不動産行政経験者等の経験豊かな紛争処理委員が間に入って、公平かつ迅速な解決をお手伝いします。
紛争案件ごとに弁護士1名を含む3名の委員が中立的な立場で、紛争の解決に向けた調整を行うことで、当事者双方が納得できる合理的で妥当な解決が期待できます。