地域地区とは?
地域地区とは、都市計画法で定められた、住宅地、商業地、工業地などの土地利用上の区域分けのことです。つまり、土地利用に関して一定の規制等を適用する区域として指定された地域・地区を意味します。
都市計画区域内の土地を、どのような用途に利用するべきか、どの程度利用するべきかなどを定めて21種類に分類しています。
地域地区について
都市計画法に定められた都市計画区域の地域地区の種類に応じて、土地を利用目的などによって区分し、建築物については用途・容積率・高さなどについて必要な制限を課しています。目的から土地の利用に関するもの、高さに関するもの、火災等の防止のための制限を設けたもの、都市に必要な施設を確保整備するものなど様々です。
具体的には、12種類の「用途地域」の他に、「特別用途地域」「高度地区」「高度利用地区」「特定街区」「防火地域」「準防火地域」「景観地区」「風致地区」「生産緑地地区」「駐車場整備地区」「臨港地区」などがあります。
※参照 都市計画法第八条 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=343AC0000000100