住民税とは?
住民税とは、所得金額にかかわらず一律の額が課税される「均等割」と、所得金額の10%で計算された「所得割」の合計額です。
【住民税=均等割+所得割】
住民税について
前述した通り、住民税は均等割と所得割の合計額となります。それぞれの金額(計算方法)は以下の通りです。
・均等割
所得の大小にかかわらず、一律の税額が課税されます。通常5,000円(市町村民税3,500円、道府県民税1,500円)と定められています。
・所得割
前年中の所得に応じた金額を負担する税金です。所得割の税額は、次のような方法で計算することができます。
【所得割額=(前年の所得の合計額-所得控除額)×税率10%-税額控除額】
なお、住民税は、国籍を問わずその年の1月1日時点で市町村(道府県)に住所がある方に課税され、前年の1月1日から12月31日までの1年間の所得に対して課税されます。また、住民税の課税は1月1日時点で判定されるため、年の途中で転出した場合も1年分を転出前の市町村に納税することになります。万が一、1月2日以降に死亡した場合は相続人に納税義務が承継されます。