腰高窓とは

不動産用語関連

GLOSSARY

腰高窓とは?

腰高窓とは、窓の下枠が腰ぐらいの高さ(床から約80〜100センチ)に取り付けられる窓のことです。大人が立った時にちょうど腰の高さに窓の下枠がくることからその名前がつき、ときに「腰窓」とも呼ばれます。

腰高窓は、高さ約90~120センチ、幅 約180センチの大きさが一般的です。

腰高窓について

腰高窓は基本的に人の出入りを想定していないことから、窓の前に家具を置くことができ、家具の配置がしやすいという特徴があります。また、子どもや高齢者の転落を防止するために、手すりやフェンスを設けるケースも多いです。

なお、腰高窓は、掃き出し窓(天井近くから床面まである大きな窓のこと)とは異なり、比較的場所を選ばず設置可能。採光はもちろんのこと「換気」の目的で取り入れられています。また、ガラスは熱伝導率がいいため、暑さ・寒さ対策において難点がありましたが、腰高窓はガラスであってもその幅が小さいことから比較的対処しやすいというメリットがあります。さらに、高さとサイズから外部から侵入しにくく、防犯性やプライバシー保護にも優れています。

なお、腰高窓が外に飛び出した特殊なものは「出窓」と言われ、腰高窓とは区別されています。

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