地形とは?
地形とは、その名の通り「土地の形」のことです。一般的には「じがた」と呼びますが、「じぎょう」という場合もあります。
また、具体的には土地の形(整形や不整形など)、傾斜、平面および高低などの形状のことで、正方形や長方形が整形地と評価されます。
地形について
正方形や長方形に近ければ「整形地」、それ以外の三角形やL字型などいびつな形は「不整形地」と呼ばれます。土地を有効に使うためには、いびつな形や起伏が大きい地形よりも、平坦かつ四角形や長方形などのいわゆる「整形地」と呼ばれる敷地がいいとされています。そのため整形地が望ましいとされ、同じ面積であれば、一般的には売買価格をはじめ、固定資産税評価額、相続税評価額なども高く設定されるケースが多いです。
ただ、流通している物件には、三角形や五角形以上の敷地、旗竿地とも呼ばれる敷地延長や傾斜地などの「不整形地」も少なくありません。こうした地形のものは、価格的には低めに設定されがちですが、あえて不整形地を選び、設計や建築による工夫によって、個性的な建築を行うケースもあります。