空室率とは

不動産用語関連

GLOSSARY

空室率とは?

空室率とは、物件全体の部屋数に対し、入居者様がいない部屋(空室)が占める割合です。「くうしつりつ」または「あきしつりつ」と呼ばれ、空室率が高くなると空室が増えたことを表し、逆に空室率が低い建物は稼働率が高いことを示しています。

空室率について

空室率は地域の環境変化や社会の動向などによって、上昇したり減少したり、地域によっても差があったりします。ターゲット層がいなくなる変化が起きれば、一気に空室率が高くなるかもしれません。

不動産投資を行う方にとって、この空室率は重要な指標です。アパート経営やマンション経営を成功させるためには、空室率を低く抑えることが大事になってきます。空室率が高い物件は、満室を保っている状態よりも当然ながら家賃収入が減ります。

不動産投資のリスクはいくつかありますが、中でも「空室リスク」は注意すべき大事なポイントです。もし、十分な調査をせずに賃貸需要がない場所に建つアパートやマンションを購入してしまった場合、想定していた利益を上げられないばかりか、借入金額が返済不能になりかねません。

なお、空室率の算出方法としてよく用いられているのは、以下の3種類です。

・時点空室率 【空室の数÷全体の部屋数×100】
物件の空室数を総戸数で割るという、最も簡単な計算方法です。あくまでも計算した時点での空室率に過ぎません。特定の時点だけを切り取った時点空室率では、全体像は見えないところが懸念点です。

・稼働空室率 【(空室の数×空室だった月数)÷(部屋の総数×12ヶ月)×100】
稼働空室率は空室期間も加味しているため、時点空室率よりも現実的な稼働率を算出できます。通年の稼働率を把握できる数値として、事業計画のシミュレーションにも用いられます。

・賃料空室率 【空室による未収入賃料÷年間総貸出賃料×100】
本来なら年間で見込める満室状態の貸出賃料をベースとして、実際に入金された賃料収入との差額、つまり未収入賃料がどのくらいになるのかを計算します。同じ一棟の賃貸不動産物件においても、すべての部屋が同じ家賃だとは限りません。異なる賃料が設定されている物件では、空室の数が同じでも空室が出た部屋の賃料によって家賃収入が左右されるため、貸出賃料をベースに計算したほうがより収支計画を立てやすいでしょう。

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