浄水器とは?
浄水器とは、水道水の残留塩素やカルキ臭、雑菌、その他の不純物を減少・除去するための機器です。
浄水器の多くは浄水器内部にある活性炭やろ過膜などのフィルターによって、水道水に含まれる所定の物質の通過をブロックし、取り除く仕組みになっています。水道の蛇口部分に設置するものやシンクの下に設置するものなどがあります。
浄水器について
水道の水は、水道法により水質基準51項目が定められており、現在その項目に準じて処理されています。一定の品質管理のもと水質基準をクリアしていることから、世界の中でも見ても日本の水道水の安全性は高いと言われています。そのため、日本の水道水は飲んでも問題はありません。
ただ、浄水器の目的はその水道水をろ過して「より安全でおいしい水」をつくることにあります。一般的な浄水器は活性炭式とろ過膜式を組み合わせたもので、それにより水道水に含まれている不要な物質を除去しながらも、ミネラル分は通過させるため水のおいしさを残すことができます。浄水器によっては、抗菌作用や滅菌機能のついたものもあります。
なお、水のpH(ペーハー)に着目し、ろ過した後に水を電気分解してアルカリイオン水と酸性水に分けるものは、メーカーにより「整水器」と呼ばれています。