給水管とは?
給水管とは、配水管の分岐箇所から各家庭に飲料水を供給する管のことです。地中に埋められた給水装置のうちの一部で、水道局の配水管から各家庭に水道水を引き込むために分岐して接続されているため「引込管」とも呼ばれます。
分岐箇所である給水管から蛇口や器具までの給水管一式を一般的に「給水装置」と呼び、維持管理は所有者が行います。
給水管について
家の中の蛇口をひねると簡単に水やお湯が出てきますが、そのために必要なのが家の中を通っている「水道管(給水管・給湯管)」です。水道は、水道局が維持管理等を行っており、その水道局が設置した配水場から給水地区まで配水管で水を運び、配水管から枝分かれして各家庭の量水器へとつながり、さらにそこから給水管を通って家の中の蛇口へと水が運ばれています。
また、お湯に関しても、給水管から給湯設備(ガス給湯器・電気温水器・石油ボイラーなど)へとつながり、そこで沸かされたお湯が給湯管を通って家の中の蛇口へとつながっています。
なお、給水管の種類は、配水管と分岐給水管の口径によってある程度決められており、「ダクタイル鋳鉄管」「ステンレス鋼管」「水道用ポリエチレン管」「耐衝撃性ビニル管」などが主に使用されています。住宅の場合は、引き込み部分の口径が25〜50mmであるものが多く、水道用ポリエチレン管を使用することが一般的です。また、前述した通り、敷地内の給水管は土地家屋の持主が、維持管理や整備をしなくてはなりません。