仲手とは？
仲手とは、不動産業界における「仲介手数料」のことです。
仲介手数料は不動産の売買や賃貸契約を結ぶ際、売主と買主の間に入って手続きなどを行う不動産会社に発生する料金のことを言います。
仲手について
仲手（仲介手数料）は、住宅の売買や賃貸住宅の賃貸借の際、売主と買主の間に入って意見の調整や契約事務などを行う不動産会社（仲介会社）に支払う手数料のことです。取引が成立したことに対する成功報酬なので、物件の売却や購入、賃貸借の仲介を依頼したものの、売買契約や賃貸借契約が成立しなかった場合は支払う必要はありません。
なお、仲手の額は、宅地建物取引業法により上限が決められています。賃貸の場合、不動産会社が受け取る金額は貸主・借主ともに「貸主、借主合わせて家賃の1ヶ月分」という上限を超えない範囲で決定されます。また、下限の制限はないため、無料の仲介を行うことも可能です。最近では仲介手数料無料の不動産会社もあります。
また、住宅の売買では、売主と買主がそれぞれ依頼した仲介会社に仲介手数料を支払います。上限は消費税別で物件価格200万円以下で物件価格の5%、400万円以下で4％＋2万円、400万円超で3%＋6万円となります。
