鉄筋コンクリート造とは

鉄筋コンクリート造とは？

鉄筋コンクリート造とは、建築構造の一種で、建物の骨格部分を構成する際に、型枠に鉄筋を配置し、コンクリートを打ち込む工法です。柱や梁などの主要構造部を鉄筋コンクリートで構築します。

「RC造（Reinforced Concrete造）」とも呼ばれます。

鉄筋コンクリート造について

鉄筋コンクリート造の特徴は、引張力に強い鉄筋と圧縮力に強いコンクリートの両者の利点を活かしている点です。一般的に柱や梁などの主要構造部に用いられています。主要素材のコンクリートが不燃材料であるため、高い耐火性や耐久性、遮音性を持ち合わせており、中高層の建物に多く見られます。

災害のリスクを軽減し、騒音などの心配もほとんどないため人気の構造であると言えますが、その一方で、鉄筋コンクリート造を用いると、建物自体の重量が重くなるため、地盤が弱い部分には不向きな面もあります。