商業地域とは

不動産用語関連

GLOSSARY

商業地域とは?

商業地域とは、主として「商業」の利便性を高めるために制定された地域のことです。

都市計画法第9条によって定められており、銀行や映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域で、住宅や小規模の工場も建てることができます。

商業地域について

商業地域は、ターミナル駅周辺や大都市の都心部に指定されることが多く、大型の商業ビル・オフィスビルに加えて、高層マンションなどが混在する街並みになります。商業地域のため、150㎡を超える本格的な工場を建てることはできないものの、その他の施設はほぼ全て許可されているのが特徴です。

たとえば、近隣商業地域では認められていない「キャバレーや個室付浴場などの風俗施設」も、商業地域では建築が可能です。また、住居専用地域ではないため、日当たりなどの各種制限の内容が緩く、建ぺい率と容積率も大きいため、高層ビルや高層マンションが密集したエリアを形成することが多いとされています。いわゆる繁華街と呼ばれるのがこの商業地域です。

たとえいま現在空地であっても、将来その土地に高い建物が立つ可能性が高く、様々な用途の建物を建てることができるため、物件としては売れやすいのがメリットです。

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