信用保証協会とは？
信用保証協会とは、信用保証協会法に基づき、中小企業や小規模事業者の円滑な資金調達を支援することを目的に設立された公的機関です。
事業を営んでいる方が金融機関から事業に必要な資金の融資を受けるとき、その保証人となり、借入れをスムーズにサポートします。
信用保証協会について
小規模事業者や中小企業などが金融機関に借入申込みをする際、大企業と比較すると経営リスクが大きいため、返済の可能性をはじめとした信用面でのハードルが高く、希望通りの資金調達が難しい場合が少なくありません。しかし、公的機関である信用保証協会が事業者の債務保証をすることにより、金融機関からの融資を受けやすくなります。
具体的には、信用保証協会の債務保証があると、金融機関にとって融資先事業者の倒産などにより借入金返済が困難になった場合でも、信用保証協会が金融機関に残債を肩代わりして返済するため、金融機関は確実に貸付金の債権回収ができます。この制度によって、金融機関は中小企業者などへ融資がしやすくなるのです。
この信用保証制度は、基本的に「中小企業・小規模事業者など」、「金融機関」、「信用保証協会」の三者が当事者となります。
