元利均等返済とは？
元利均等返済とは、住宅ローンの返済方法のひとつであり、元金と利息で調整することにより毎月の返済額が同じになる返済方法です。
返済開始当初は返済額の大部分が利息の返済に充てられるため、金利や返済期間が同じ場合、元金均等返済に比べて総支払額が多くなる（借入残高の減り方が遅くなる）という特徴があります。
元利均等返済について
住宅ローンの返済方法は、主に「元利均等返済」と「元金均等返済」という2つがあります。先でも触れた「元金均等返済」は、毎月支払う返済額のうち元金の額が一定となる返済方法です。返済額は元本に対する利息額を上乗せして返済していくため、返済を始めた当初は支払い額が高く、支払いが進むにつれて返済額が減って負担が軽くなる仕組みです。
そのため、元利均等返済に比べて元金の減り方が早く、支払利息の総額が少なくなります。ただ、返済開始当初の返済額が最も高いため返済負担が重く、借入れできる金額が少なくなってしまう可能性もあります。
その点、元利均等返済であれば返済開始当初の返済額を少なくすることができるため負担も減り、毎月の返済額が一定なので返済計画も立てやすいというメリットがあります。
