不動産流通標準情報システムとは

不動産流通標準情報システムとは？

不動産流通標準情報システムとは、不動産事業を管轄する国土交通省および不動産流通機構が開発した、不動産情報交換・不動産流通市場の整備を図るための不動産情報処理システムのことです。

通称「レインズ」と呼ばれます。

不動産流通標準情報システムについて

不動産流通標準情報システムの基本構成は、個々の不動産業者(流通機構の会員)が情報機器を利用して流通機構に物件情報の登録、検索、図面要求等を行い、流通機構から図面情報等の提供を受けるというものです。

もう少し具体的に説明すると、不動産会社が専任媒介契約等によって物件売却の依頼を受けた場合、その対象の不動産の情報が指定流通機構のシステムである「レインズ」に登録されます。こうして登録された情報を不動産流通機構がすべての不動産会社に提供することにより、不動産業者はこの情報をもとに買主に最適な物件を早急に見つけることが可能です。このように、システムを通して不動産流通の円滑化を促進しています。

指定流通機構・不動産流通標準情報システムによる情報交換を通して、なんと毎年 10万件以上の売買が成立していると言われています。