復興特別所得税とは?
復興特別所得税とは、所得税額に対する付加税で平成25年から令和19年までの各年分の基準所得税額の2.1%を所得税と合わせて申告・納付するものです。
第179回臨時国会において、「東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法」が成立し、財源確保の手段の1つとしてこの復興特別所得税が創設されました。
復興特別所得税について
復興特別所得税の課税は、2037年までの各年分の基準所得税額が対象です。復興特別所得税の税額は以下の計算式で求められます。
【基準所得税額✕2.1%】
サラリーマンなどの給与所得者は、源泉所得税にて復興特別所得税額も含めて徴収されています。また自身で確定申告をする場合は、所得税額だけでなくこの復興特別所得税額も合わせて申告・納税しなければなりません。
なお、復興特別所得税は、主に「被災者支援」や「住宅再建・復興まちづくり」、「産業・生業の再生」、「原子力災害からの復興・再生」に充てられています。