建ぺい率とは?
建ぺい率とは、建築基準法第53条に規定される用語です。(2022年時点)
建ぺい率について
建ぺい率は敷地面積に占める建築面積の割合を指し、地域によって上限が異なり、その基準を遵守した上で建築を行う必要があります。建ぺい率が存在する理由は、街に建物が増えすぎた場合、良好な採光や風通しが得られなくなることによる弊害をなくすためです。建ぺい率の数値の基準としては、基本的に住居系の用途地域が低く、商業系の用途地域が高くなっています。国内に建物を建築する場合は基本的に建ぺい率の上限が採用されますが、巡査派出所や公衆便所など特定行政庁が認可したものについては適用されません。また敷地が複数の用途地域に該当する場合は、面積加重平均が採用され、それらを足した合計が建ぺい率となります。