減価償却費とは?
減価償却費とは、投下資本の回収という役割をもっており、再取得のための内部留保という意味合いを持つ減価償却資産の償却費のことを指します。
減価償却費について
減価償却は、資産は長期に渡って使われると想定しており、資産自体の価値が年々減少するという考え方です。帳簿上は、資産の耐用年数に応じて配分した償却費を毎年の必要経費として計上できます。まずは購入したものを資産として計上、その後に減価償却費として費用計上していきます。固定資産の購入額を耐用年数に合わせて分割する意味としては、資産は長期に渡って使用されるため、毎年の利益を正しく計上する必要があり、資産を購入した年に全ての費用を計上してはならないというルールがあるためです。減価償却資産の対象になるものは業務に使用かつ時間の経過とともに価値が減少する固定資産で建物、車両、機械装置、備品・工具やソフトウェア、特許権のように形のないものもあります。