レバレッジとは?
レバレッジとは、金融の世界において、担保として預けた証拠金の何十倍にも相当する資金を動かして取引できる「テコの原理」を意味します。不動産投資をテコの原理に例えると、投じる自己資金は少なくても、金融機関の融資を活用することで投資効果を高め、より大きい収益を得られる状況を指します。
レバレッジについて
不動産投資や賃貸経営では、自己資金に融資額をプラスして、規模の大きい収益物件を購入できれば、自己資金のみで購入できる物件よりも資産規模を大きくすることができます。これが不動産投資におけるレバレッジ効果です。自己資金は比較的少なくても、金融機関の融資を活用してレバレッジを効かせれば、資産形成のスピードアップが可能です。
金融資産では、株式投資で元手の金額をそのまま投資、つまり所持金のみで買えるだけの株式を購入することを「現物取引」といいます。一方で、証券会社からお金や株を借りて、元手よりも何倍もの取引ができる仕組みが「信用取引」です。 この信用取引によって自己資金よりも大きなお金を動かす取引を「レバレッジ(取引)」といいます。 投資額が大きくなるので、収益も大きく期待できますが、その反面投資に失敗した場合は損失も比例して大きくなるのが特徴です。 株式以外でもFX(外国為替証拠金取引)など自己資金の何倍も投資できる取引にも「レバレッジ取引」とよばれています。 レバレッジ取引をおこなうことを指して「レバレッジをかける」「レバレッジを効かせる」などとも表現します。